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支那を潰す簡単な方法

 戦争というのは、敵の弱点を突くのが大原則。アメリカのようにいざとなったらほとんどの資源を自給できる国ならともかく、普通の国なら大なり小なり海外からの資源輸入に頼っています。日本だってそう。実際大東亜戦争は、アメリカの海上封鎖によって干上がったのが敗戦の直接の原因です。

 その強い反省があるからこそ戦後海上自衛隊は対潜作戦に特化したのです。その国がGDP(国内総生産)に対して貿易をどれくらい行っているかの割合を貿易依存度と呼びます。アメリカはだいたい24%くらい。日本も昔はそれくらいでしたが最近は原発が止まって石油天然ガスの輸入が増えたため30%を超えるようになりました。これはエネルギー安全保障の観点からも危機的状況と言わざるをえません。

 一方、支那の貿易依存度は59.2%。韓国に至っては92.3%です。貿易依存度が高ければ高いほど海上封鎖に対して脆弱だと言えます。

 ここまで書いたらお分かりだと思いますが、支那を潰す一番簡単な方法は海上封鎖。それも艦艇を多数派遣する必要はありません。例えば支那で一番貿易量の多い上海沖に機雷をばら撒くだけ。支那海軍は対潜作戦も駄目ですが、掃海能力はもっと駄目です。ほとんど対応できないと言ってよい。機雷に関しても軍事機密なので詳しい事は分かりませんが、例えば米海軍はMk60キャプター機雷というものを持っています。

 これは機雷というより魚雷で、カプセルにMk46短魚雷が収納されています。パッシブソナーによって敵味方を識別し、敵艦に対してだけ攻撃するという凶悪なものです。射程は7km以上。おもに敵潜水艦が目標です。どうやって識別するかというと潜水艦ごとに違う音紋をデータ化しているのです。ですから支那海軍がこれ見よがしに沖縄本島宮古島の間の海底を潜水艦で通過しているのは、音紋データをただで提供しているという自殺行為にすぎないんですね(苦笑)。

 キャプター機雷は、潜水艦敷設以外に水上艦や航空機からも敷設できます。では日本はどうかというと、91式機雷というものがあります。これは通常の機雷ですが、世界初の複合誘導型追尾上昇機雷です。潜水艦だけでなく水上艦艇や商船も攻撃できます。そんな高性能なものではなく普通の機雷でも十分。

 上海沖で一隻でも商船が触雷して沈没したらもうアウト。実は支那船籍の商船は多くありません。ほとんどは外国籍。支那の港に入港する時機雷で沈没する危険があるとなったら保険料は莫大なものになるでしょう。そしてそんな高額な保険料は負担できないので外国籍の商船は支那の港への入港を拒否するようになります。

 支那は石油も重要資源もほとんどは輸入に頼っています。干上がるのを避けるためには自力で掃海するしかないのですが、その能力が致命的に低いのです。おそらくキロ級潜水艦を何隻か保有しているベトナムでもできる戦法で、支那地政学的に致命的弱点を持っています。

 逆に支那も日本へ同様に機雷敷設すればいいじゃないかという反論もありますが、日本の掃海能力は世界有数です。ですからホルムズ海峡の機雷掃海という話が出るくらい。しかも、支那潜水艦の行動は出港時からすべて把握されてるのでおそらく日本近海に達する前に撃沈されるでしょう。

 世界有数の対潜能力と掃海能力を持った日本、お粗末な対潜能力と掃海能力しか持たない支那。勝負は見えています。要は政治家の決断次第。尖閣で何かあったら、支那の沿海域を封鎖する覚悟を持てば日本の勝ち。逆に優柔不断で何もできなければ負けます。

 おそらく戦争となったら海外からの輸入が途絶えるので支那は事変と呼ぶかもしれません。第2次支那事変です。そこがつけ目。日本がやったと公表する必要はありません。誰がやったのか分からないように機雷を敷設すれば支那経済は干上がります。

 日本の政治家が決断できるように、日本国民は正しい知識を持って政府の尻を叩かなければなりませんよ!




追伸:
 考えてみたらキャプター機雷や91式機雷は敵味方識別出るから自国近海にばら撒いてもいいんだよな。日本に機雷敷設しに来た支那潜水艦が日本近海で91式機雷に触雷して沈没などという笑える状況になるかも?www