鳳山雑記帳はてなブログ

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書評 「誅韓論」(日本戦略ブレイン著 晋遊舎新書)

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 巷では悪韓論や愚韓論、呆韓論など所謂嫌韓本が大流行りですが、それは日本人が目覚めてきた証拠。今までは朝鮮人と結託した売国マスゴミがひた隠しにしてきた真実がネットの力によって暴かれ、多くの国民が韓国に異常さに気付いたと言えます。

 ただ、我々ネット環境にある者には周知の事実が多く今更本で読むまでもないと思います。これらの嫌韓本はネット環境のない一般日本人を啓蒙する本なのでしょう。ですから私は一連の嫌韓本は本屋でぱらぱらと立ち読みする程度。わざわざ買うまでもないと考えていました。

 ところがこの本、類書とは一線を画します。ある程度韓国の反日工作の正体を知っている読者向けに、反日テロ国家韓国をどのようにしたら追い詰める事が出来るかに特化した本です。私も読んでいてなかなか面白かった。

 と言っても結論は非韓三原則(助けない、教えない、関わらない)に尽きます。ただそれに加えて韓国が支那陣営に行くのを徹底的に助長すべきだという説はユニークでした。

 日本人は韓国に対し誤解している人が多い(特に団塊世代!)。冷戦構造が終わった今反共の防波堤でもないし、経済的にもむしろ敵であって断交しても全く困らないばかりかかえって日本経済は成長すると断じます。そりゃそうですよね。サムスンも現代も日本企業の競合相手なんですから。むしろ現在進行形で日本を棄損し続けるテロ国家だと断じるところは痛快でした。反日テロ国家が非正規戦を仕掛けてきてるのですから、日本は国防のために立ち上がるべきだという本書の論旨は全く同感です。

 ネットを通じて韓国の異常性、反日姿勢を見続けてきた我々からすると新しい情報はないんですが、有事の際在日を強制送還するための大義名分には唸らされました。私は彼らが国内でテロ活動をするため安全保障の観点から身柄を拘束し強制送還すべきだと考えていたのですが、本書はそれでは国際世論の理解を得にくいと主張しています。

 それよりは、戦争の惨禍を避けるために韓国に居る在留邦人と日本の在日を人道的観点から交換すると国際社会に訴えるべきだと述べます。これは卓見かもしれません。人道的観点という大義名分を掲げれば表立って反対しにくい。さらに韓国が在留邦人の送還を拒否すれば非道な国は韓国であると公然と非難できます。こちらは邪魔な在日を全員処分できるうえに相手に非道国家というレッテルまで張ることができる。万が一韓国がこの申し出に応じたら在留邦人が無事に帰ってくるんですからこれほど喜ばしい事はありません。まさに王手飛車取り!

 有事の際は、是非日本政府も参考にしてもらいたいものです。ヘタレの自民党政権では無理でしょうがね。とにかく読んでいて楽しい本でした。他の嫌韓本とは毛色が違い一気に読めますよ。我々まともな日本人からすれば一服の清涼剤でした♪秋の夜長に読む本がないとお嘆きの貴方、是非一読をお勧めします!