鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

平和ボケの日本人に告ぐ

 世に地政学Geopolitics: ジオポリティクス)というものがあります。地理的な位置関係が政治、国際関係に与える影響を研究する学問(ウィキペディアより)です。
 
 これは第2次大戦後、連合国が日本に研究を禁じた学問でもあります。カール・ハウスホーファ、アルフレッド・マハンなど地政学の大家は数多くいますが日本ではほとんど知られていないのが現状です。
 
 
 しかし、諸外国はけっして表には出しませんが地政学で動いているのは確かです。表向きは人道とか民主主義とか綺麗事を言ってますが本音には地政学に基づいたぎらぎらとした国益追求があるだけです。この真実が分からない限り日本が再び浮上する事はないでしょう。
 
 占領軍憲法を後生大事に守って綺麗事だけで動いている日本を見て諸外国は笑っています。
 
 
 ネット上で地政学のエッセンスともいうべき格言を見つけたのでご紹介します。
 
 
 
地政学名言集】

一、隣接する国は互いに敵対する。
二、敵の敵は戦術的な味方である。
三、敵対していても、平和な関係を作ることはできる。
四、国際関係は、善悪でなく損得で考える。
五、国際関係は利用できるか、利用されていないかで考える。
六、「優れた陸軍大国が同時に海軍大国を兼ねることはできない(その逆も然り)」
七、国際政治を損得で見る。善悪を持ちこまない。
八、外国を利用できるか考える。
九、日本が利用されているのではないか疑う。
十、目的は自国の生存と発展だけ
十一、手段は選ばない
十二、損得だけを考える。道義は擬装である。
十三、国際関係を2国間だけでなく,多国間的に考える。
十四、油断しない
十五、友好,理解を真に受けない
十六、徹底的に人が悪い考えに立つ
十七、科学技術の発達を考慮する

「国家に真の友人はいない」 キッシンジャー
「隣国を援助する国は滅びる」  マキャべリ
「我が国以外は全て仮想敵国である」チャーチル
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。
長く深淵を覗く者を、深淵もまた等しく見返す」 フリードリヒ・ニーチェ(1844~1900)
 
 
 
 日本人はいい加減に目覚めないと世界から嘲笑を受けながら滅ぼされることになります。そして世界史上最も愚かな国として記録されるでしょう。
 
 そうしないためには日本国民は覚悟を示さなければなりません。
 
 
 
 
追伸:
 
地政学とは何か?を知るために少し古い本ですが倉前盛通著「悪の論理」をお勧めします。そして理解を深めたらアルフレッド・マハン著「海上権力史論」などに進むとよいでしょう。