
アマゾンのレビューでぼろくそに書かれていたんであんまり期待せずに観たんですが、まあまあ楽しめました。
批判してる人は、「モンゴル人を日本人が演じてるのは無理がある」とか「原作のストーリーを改悪してる」とか「俳優の演技が下手すぎて感情移入できない」とかさまざまですが、これを納得ずくでみると(爆)、まあ最低限の面白さはあると思いますよ。
モンゴルの戦なのに矢を使わず槍で突入するところとか、セリフ棒読みの朝鮮人(まあ綺麗なんだけどね…)とか、テムジン役の反町の気合入りまくりの空回り演技とか見どころは多いです(笑)。
テムジンもジャムカ(←またこいつの演技が下手なんだわ)もトオリル・ハンも馬鹿すぎて失笑するレベルです。モンゴルの人も民族の英雄をこれだけ虚仮にされてよく撮影に協力したなと感心させられます。金だと割り切ってたのかなあ?
製作費30億で、興行収入13億も仕方ないでしょうね。
私も面白かったといいながらボロクソに書いてますが(苦笑)、超大作だと思うからがっかりするのであって、超大作を目指しながら出来が悪すぎたB級映画だと割り切れば楽しめますよ♪
一ついいところがあった!日本人俳優がモンゴル人らしくない中にあってボルテ役菊川怜だけはモンゴル人顔でしたよ。相変わらずセリフは棒読みですが…(苦笑)。悲壮なシーンも演技が下手すぎて笑ってしまいます。
角川さんもよくこれだけ大根役者ばかり集めたなと、そっちのほうが感心します。ひそかにギャグ映画にしようとしてたのか???まともな演技は松方弘樹だけなんですが、もともとあの人はコミカルな演技だから(爆)。
昔の「蒼き狼」のほうをもう一回観たくなりました!(爆)