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領土に対する執念はこれくらいじゃなくちゃ!日本も見習ったら?

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海をあきらめない=隣国をけん制-ボリビア大統領
3月27日14時15分配信 時事通信


 【サンパウロ27日時事】南米ボリビアのモラレス大統領は26日、「ボリビアは海への主権回復を絶対にあきらめない」と述べ、海岸部の領土問題で緊張関係が続く隣国ペルーとチリをけん制した。ボリビアは19世紀末にチリに敗戦し、太平洋岸地域を失って以来の内陸国。長年の怨念(おんねん)に火が付いたようだ。
 発端は25日、「ボリビアは少し前に『海への出口』を断念したようだ」とのガルシア・ペルー大統領の発言。ボリビア国民の強い反発を招き、モラレス氏も同大統領を「おそらく脂肪の付き過ぎが影響し、情報がよく伝わっていないのだろう」と痛烈に皮肉った。

                        - Yahoo!ニュースより転載 -

 南米ボリビア、今でこそ海をもたない内陸国ですが、むかしは海に面した領土を持っていたんです。1879年から84年までの文字通り「太平洋戦争」でチリにぼろ負けし斜線黒枠の部分の領土を奪われました。

 ボリビアはペルーと同盟し陸軍の数ではチリを圧倒していたんですが、イギリスの指導で海軍を整備してきたチリ海軍に数々の海戦で敗北し、制海権を握ったチリはペルーの首都リマまで侵攻するほどの圧勝でした。

 その恨み、まだ忘れてなかったんですね。でも今でもチリは人口1億6千万もいて軍隊も結構強いですよ。なにしろ第2次大戦中、弩級戦艦保有した南米でも数少ない国ですからね。今度はペルーも味方してくれそうもないし(苦笑)。

 おそらくまた負けます(苦笑)。でも見習わないといけないのはその執念でしょう。竹島北方領土を今でも奪われ続けている日本の政治家どもにボリビア大統領の爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいです(怒)。ほんのりコカインの味がしたりして…あわあわ。