鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

かわいい居候

 あわてて出てきたんで写真を撮るのを忘れたんですが、先日実家に帰ると、夜中庭の方で「ニャーニャー」泣く声が。

 (家の猫は、この寒さでコタツで丸くなってるはず???寒い外に出るような根性のある奴はいないはずだけど…)

 あんまりうるさいので、凍えながら外に出てみると、生後1ヶ月もないような小さな子猫が震えながら立っているではないですか。

 「お前、どうしたんだ?」そんな言葉が分かるわけでもなく、子猫はちょっとビクッとしながらも、害を加えないと分かったのか、擦り寄ってきてゴロゴロ咽喉を鳴らしました。

 (うちには、4匹も猫がいるしな~、どうするかなあ~)と一人、子猫を抱きながら思案していると、物音に気付いた母親が出てきました。

 「どぎゃんかしたとね?」(『どうかしたの?』の熊本弁・笑)

 「こいつがおったったい」(『こいつがいたんだよ』の熊本弁・笑・これは私の返事ね)

 母親も、まじまじと子猫を見つめます。よくみるとアメリカンショートヘアみたいでした。

 「こん寒か冬に子猫ば捨てるとは、悪か奴ばいね。どうせろくな奴じゃなかばい」(しつこいので解説しません。意味は分かるでしょ?)

 二人で考えて、このままほっておけば確実に寒さと飢えで死ぬんで、一応冬の間だけでも保護することに。家の中には暴れん坊が4匹もいて、虐められる可能性があるので車庫で飼うことにしました。

 猫専用のベッドをダンボールで作って、えさと水を与えました。でもやっぱり子猫なんですね。あまり食べないので、温めたミルクを与えると飲むこと飲むこと!

 やっぱりお腹をすかせていたんですね。満腹したのか、子猫はダンボールのベッドに入ってスヤスヤ眠ります。
(お前もやっと落ち着いた環境になったんだな…)

 こうして、居候が1匹増えたんですが、おそらく冬が終わってもそのまま家の猫になりそうです(爆)。

 母親曰く、「アメリカンショートヘアだから、名前はショートにしよう!」(安直だよ、おっかさん!)

 こうして、新しい住人が加わった鳳山の実家でした。父親の苦虫を噛み潰したような顔が思い浮かびます(爆)。まあ、実家に帰る楽しみが増えました。