鳳山雑記帳はてなブログ

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アメリカがウクライナにクラスター弾供与決定したことを猛批判する日本マスゴミの異常性

【国際】米、ウクライナクラスター弾供与 露防衛線突破に有効

 

 ウクライナ戦争のエスカレートを恐れ武器供与を小出しにしてきた米バイデン政権ですが、ついにウクライナに対しクラスター弾供与を決定しました。これに対し当事者のロシアが発狂するのは分かるんですが、日本のマスゴミもこぞって批判しだしました。これは明らかに異常です。

 一応クラスター弾が何か知らない人も居ると思うので簡単に説明すると、集束爆弾とも言われ一つの親爆弾の中に多くの子爆弾を抱え親爆弾が空中で爆発すると無数の子爆弾がばら撒かれ広範囲を爆発させる兵器です。多数の不発弾が発生することから、非人道兵器とされ2008年日本を含む46か国がクラスター爆弾禁止条約に加盟しました。現在では条約参加国が111か国にも上っているそうです。

 実はこれこそ綺麗事の極みで、防衛側にとって最も有効な手段の一つがクラスター弾でした。日本を例にとると、敵の大軍が上陸した時、面を制圧できるクラスター弾は非常に有効な阻止手段なのです。日本が保有していたMLRS(多連装ロケットシステム)もクラスター弾頭使用を前提としていました。ところが平和ボケで国防意識の欠片もない日本政府は、綺麗事の国際圧力に負けクラスター爆弾禁止条約に加盟したのです。おかげで陸上自衛隊はMLRSのクラスター弾頭を全廃し単弾頭に切り替えました。

 自衛隊がMLRSの廃止を決めた理由の一つもクラスター禁止条約があるのかもしれません。ところが単弾頭でもウクライナ戦争で大活躍したことから、廃止を止めてくれるものと信じています。逆にMLRSからも発射できる300㎞射程の弾道ミサイルATACMSも導入してほしいくらい。

 アメリカもウクライナもロシアも、クラスター禁止条約には加盟していません。ですから論理的にはいつでも使用できるのです。実際、ウクライナ軍もロシア軍もクラスター弾はすでに使用しています。アメリカ製とソ連/ロシア製の大きな違いは不発弾発生率だと言われています。ロシア製は質が悪く不発弾発生率が30%から40%くらいあるそうです。

 これに対し、アメリカは不発弾発生率1%以下に抑えるよう技術開発しているそうですがいまだ実現していません。現在では不発弾発生率2.5%、一部識者は6%くらいあるのではないかと指摘しています。6%としてもロシア製の5分の1以下。使用のハードルはかなり下がると思います。

 日本のマスゴミは、欧州諸国がアメリカのクラスター弾供与を猛批判していると報じていますが、これは明らかに間違いです。もともとクラスター爆弾禁止条約に加盟している国はクラスター弾保有していない(表向きは)はずだし、非加盟のアメリカが同じく非加盟のウクライナに供与したところで文句の言いようもないはず。実際、イギリスやフランスも自国は供与しない(できない)と言っているだけで、供与そのものは全く批判していません。

 すでにロシアがクラスター弾を使用しているのにいったい何を言っているのかと呆れます。それどころかより非人道兵器である白リン弾すら使用しているロシアに対し、どうしてウクライナクラスター弾を使用することを非難できるのでしょうか?

 私は日本のマスゴミクラスター弾供与を猛批判しているのは別の意図があると見ています。というのもマスゴミはシナの走狗だからです。シナはじめ南北朝鮮の工作員が多数入り込んでいるマスゴミは、有事の際日本がクラスター弾使用するのを牽制したい目的があると見ています。平和ボケ日本人を騙し核兵器同様クラスター弾アレルギーを持たせたいのでしょう。もちろん表向きはクラスター爆弾禁止条約に加盟しているから日本は使えません。しかし同盟国のアメリカは加盟していないからどんどん使えます。

 シナ人民解放軍が沖縄の島嶼部に上陸した時、防衛のためクラスター弾を発射したのが自衛隊か米軍かなど分からないはず。それを防ぐために捏造報道で日本の世論をクラスター弾反対に持って行こうという悪辣な意図があるとしか思えません。というのも今更アメリカがウクライナクラスター弾供与するのを批判しても中止になるはずがないからです。

 皆さんは、自国防衛のために当然の権利であるクラスター弾を使用するウクライナ、供与を決めたアメリカを猛批判する日本のマスゴミの真意はどこにあると見ますか?