鳳山雑記帳はてなブログ

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ウクライナ戦争でロシア兵の被害が増大している理由

 いつ始まるか世界が注目しているウクライナ軍の反転攻勢。日本では喉元過ぎれば熱さ忘れるでウクライナ戦争に関心が薄れていますが、日本の国防を真剣に考えている我々は真剣に戦争の推移を見守っています。ネット上でウクライナ戦争に関するあらゆる情報を集める中で分かってきたんですが、世界第2の軍事大国ロシアがここまで苦戦しロシア兵に被害が増大している理由がなんとなく分かってきました。

 もちろん戦場でウクライナ軍の抵抗を受け戦死したり負傷したりしているのは大前提です。ただ調べてみると、負傷して後方に下げられたロシア兵が満足に治療を受けていないという報告が上がってきています。野戦病院自体が不足しており、負傷兵は税金と称する賄賂を渡さなければ満足な治療を受けれれないそうです。税金を拒否した者は、たとえ肺に穴が開いていても強制的に前線に送り返されるそうで、これなら戦死者が増えるのも当然だと思いますね。

 ロシアの腐敗体質はかねてからさんざん言われてきましたが、物資横流しだけでなく野戦病院という命の現場ですらそれが横行しているとなると末期症状です。戦場で応急処置に当たる衛生兵の知識も決定的に不足しているらしく、負傷した個所を長時間止血したために壊死し切断せざるを得なくなったケースもあったとのこと。

 負傷しても満足な治療を受けられず前線に送り返されていたら、そりゃ死にますわな。そんな軍隊に入らなくて本当に良かったと思いますよ。戦場での衛生環境も良くないらしく、感染症が蔓延しているとも言われます。一応、ウクライナ側は報道によると野戦病院もフル稼働し負傷した兵士の治療にあたっているそうですから、その差は開くばかりですね。

 武器弾薬だけでなく、薬や医療用具も西側諸国からふんだんに供給されているんでしょうね。一方、ロシアにはそんな物資を援助してくれる国はありません。北朝鮮などロシア以上に医療環境が悪いし、シナも北朝鮮よりはましという程度。よくこんな状況で侵略戦争を仕掛けたなと呆れ果てるばかりです。

 日本は兵器を援助できないのなら、医薬品や医療用具を大量に送ればウクライナから感謝されると思いますよ。ロシア兵に応急処置の知識が不足しているのはベテランの兵士が緒戦で大量に亡くなっているという事もあるでしょうね。素人を無理やり徴兵し満足に訓練も行わないまま前線に送り込んでいるんですから、当然衛生兵の教育もしていないし、もしかしたら衛生兵という概念自体無いのかもしれません。一説では応急処置に使う医療キットもソ連時代の古いものしかないという話もあり、そりゃ戦死者が増大するのも当然かなという気がします。

 ウクライナ戦争でのロシア兵の死因は大量出血のケースが多いそうで、これなど負傷した直後に満足な応急処置をしていない証拠だと思うんですよ。私は、戦争を仕掛ける以上少なくとも医療体制だけは万全な状態で始めたのだと思っていたんですが、こんな体たらくだとロシア兵が可哀そうです。皮肉な話ですが、早急にウクライナ軍に降伏した方が満足な治療を受けられるかもしれませんね。

 人の振り見て我が振り直せと言いますが、日本の自衛隊の医療体制は万全なんでしょうか?そこが気になります。災害派遣など見ると日本は大丈夫だと思いますが。皆さんはロシア軍の医療体制、どのような感想を持たれましたか?