鳳山雑記帳はてなブログ

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ウクライナ戦争 ロシアの笑えるが笑えない話

ウクライナ「投降ホットライン」ロシア兵助命願い

 ウクライナ情報局が、ウクライナ戦争に従事しているロシア兵に対し降伏のやり方などを指南するホットラインを開設したそうです。その他、ロシア軍陣地に向けて降伏のやり方を書いたパンフレットも散布したと言います。

 一見冗談のような話ですが、実際5000人以上のロシア人から問い合わせが来ているとか。特に部分動員(最後は総動員になると思うが…)の対象になった徴集兵からが最も多く、電話がつながらなくなってロシア人たちから文句が出ているとのこと。そりゃそうでしょ、自分の命がかかっているんですから。

 ウクライナ側も別に優しさからやっているのではなく、降伏するロシア兵が増えればそれだけ敵の戦力を削ることが出来るからです。とはいえ、あまりに降伏兵が増えればその世話に国力が削がれますから痛し痒しです。穿った見方をする人がいて、これはロシアの深謀遠慮ではないかという人も居ます。大量の捕虜を送り出してウクライナの国力を弱体化させるのが目的ではないかというのです。これはあくまで冗談ですが。

 それはともかく、徴兵され碌に訓練もされず満足な装備も与えられないままウクライナの戦場に送り込まれた兵士が戦わずウクライナ軍に降伏した動画が上がりましたね。この兵士、ロシアにいるときに投稿ホットラインに連絡していたそうですから頭良いです。徴集兵にしても正規兵の弾除けにされて犬死するくらいならさっさと降伏した方が利口でしょう。

 ロシア軍は非道な戦術をとっているらしく、徴集兵や囚人部隊を前面に出しウクライナ軍に攻撃させ、その場所を確認してウクライナ軍を攻撃しているそうです。当然囮の部隊は全滅します。実際民間軍事会社ワグネルがスカウトした囚人部隊はこのせいでほとんど死んだそうですからね。半年従軍したら無罪放免とか真っ赤な嘘だったわけです。まさに鬼畜ですよ。

 囚人への非人道的扱いで、囚人側にも情報が出回り従軍拒否されているそうです。そこで今度は徴集兵なんでしょう。囮で殺されたらたまったものではありません。ネット上にあがっていた、徴集されたロシア兵に満足な武器も与えられず骨董品のモシン・ナガンなどが供与されていたという話も、これなら納得しますね。すぐ死ぬ兵士に最新の兵器を与えても無駄ですから。これもネット情報ですが、文句を言った徴集兵に対し「君たちには戦車があるから武器は要らない」と宣ったロシア将官がいるそうですよ。タンクデサントかよwww

 ちなみにタンクデサントを知らない人のために簡単に紹介すると、第2次大戦中、ソ連装甲兵員輸送車やトラックの不足で随伴歩兵が戦車の上に乗って移動することです。写真で見た方も居るのでは?戦闘になると戦車の上の兵士は敵の砲弾で吹き飛び雲散霧消します。最悪ですよね。

 このニュースを聞いてロシアだけには生まれたくないと心の底から思いましたよ。皆さんは降伏ホットライン、どのような感想を持たれましたか?