最近暑い日が続きますね。こんな時はどこか涼しいところに旅行に行って…なんて夢を抱きますが、暑いといえば赤道、赤道直下ミクロネシア、カロリン諸島にポナペ(ポンペイ)島という場所があります。(我ながら、強引な展開…反省)
南海の楽園であるこの島に、ナンマタールと呼ばれる不思議な海上都市遺跡があります。誰が何のために、いつ頃作ったか謎の遺跡で、現地の人は、ここに入ると呪われると言って嫌がります。
実際、ツタンカーメンの墓のようなエピソードがあって、遺跡から骨を発掘した人が、謎の死を迎えたとか、なんとか。
ムー大陸説で有名なイギリスのジェームズ・チャチワードは、ここがムー帝国の首都であったと主張しています。真偽のほどは不明ですが、ロマンのある話ですね。
ある研究者は、スンダ大陸(12000年前、氷河期にジャワ、スマトラ、カリマンタンの間に、海退によってできた大陸)で発祥した超古代文明の生き残りが、この島に逃げてきて、都市を建設したとも主張していますし。
一般には、約800年位前に建造、18世紀ころまで、首都として人が住んでいたといわれます。しかし突如として、人々はこの都市を棄てました。そしてどこへ行ったかは分からないそうです。
いつかは、訪れたいところのひとつです。