なぜこんな記事を書こうと思ったかというと、本日車を運転している途中太陽光発電のパネルが畑いっぱい広がっている光景を見たからです。「あんなに太陽光パネルがあっても発電効率は悪いだろうな」とか「同じ面積なら火力発電の方が発電量がはるかに多いだろうに」とか想像ました。単なる自然エネルギー馬鹿か、電気買取に目がくらんだ欲ボケの仕業だと感じながら運転したものです。真面目に計算しようとは思いませんが、建設コスト、ランニングコストを考えてどっちが得だろうか?と考えました。
そこでふと、火力発電ってどんな仕組みかと疑問に思ったんです。予想では火を燃やしてボイラーを炊き蒸気を発生させタービンを回して発電機で発電するだろうと思った調べたら、その通りでした。これ原子力発電と同じ仕組みですよね。原子力の場合はボイラーではなく核分裂で熱を取り出し、それで蒸気を発生させタービンを回して発電します。どちらも蒸気タービン機関である事に変わりありません。
一方水力発電の場合は、重力を利用した水圧で水車を回し発電機に直結させ発電します。これだと発電効率が悪そうですが、ダムなどに設けられるため水量が莫大ですからコストパフォーマンス的にはペイするのでしょう。
ちなみに各発電の発電効率が載っていました。
説明するまでもないと思いますが、発電単価とは1kW発電するのにいくかかかるかで、安いほど発電効率が良いと言えます。それから見るとやはり原子力が一番安いですね。次が石炭。LNG(液化天然ガス)もなかなか。この場合の火力が不明なんですが石炭・LNG以外の火力という意味なんでしょうか?水力もまあまあですね。