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支那は本気だけど、果たして実行できるかどうか?

中国軍、在日米軍基地へ燃料気化爆弾、クラスター爆弾の使用を想定か 嘉手納基地のレプリカで訓練を実施


中国軍は西部地域において、在日米軍基地のモックアップモデルを用いた攻撃訓練を行っていることが明らかになりました。 カナダの軍事ニュースが報じました。 

中国軍の攻撃目標は台湾から在日米軍基地へとシフトしており、 特に二砲兵隊と中国空軍の主な訓練は在日米軍への攻撃訓練を主たる目的としています。 

中国空軍は誤差5mとするレーザー誘導、または光学誘導のロシア製精密ミサイル(KHシリーズ)、 
射程200~300km、高爆発性貫徹弾頭のC-602対艦ミサイルを保有しています。 

中国軍のコルラ標的基地は在日米軍、沖縄の嘉手納基地をモチーフに製作されており、12機のF-15戦闘機のフルサイズレプリカが設置されています。 
13年5月からの衛星写真ではエプロンや格納庫は完全に破壊され、クラスター爆弾による攻撃が行われたことを示唆しています。 
「(中略)」





 台湾有事にしても尖閣有事にしても、支那に万が一の勝つ可能性を求めるとすれば沖縄の米軍基地(できればグアムも!)をミサイルで叩くしかないんですが、現実的にはこれが一番ハードル高いです。支那がそういう訓練をしてるのは、それを十分理解しているからです。ただ燃料気化爆弾にしてもクラスター爆弾にしてもその運搬手段が難しい。

 記事で言及してあるC-602というのは輸出名でYJ-62というのが正式名称。射程280km、弾頭重量210kg。KHシリーズと言うのは、おそらくKh空対地ミサイルシリーズの事だと思いますがKh-25で弾頭重量140kg、Kh-29で弾頭重量317kgでおそらく弾頭重量500kgを超えるものはないと思います。間違ってたらごめんなさいね(笑)。しょせん空対地ミサイルですからね。

 米軍嘉手納基地の耐爆シェルターは1000ポンド(454kg)爆弾の直撃に耐えることができるので空から降ってくるクラスター爆弾は無意味。さらにパトリオットミサイルもあります♪サーモバリック爆弾ならある程度効果はありそうですが、爆発過程が核と似ているのでもしアメリカが核攻撃と判断すれば恐ろしい報復攻撃が待っています。

 まず、支那海軍の戦略ミサイル原潜は常時追跡しているアメリカの攻撃型原潜から即座に撃沈されます。あと、支那各地の核ミサイル基地は場所がすでに分かっているので報復核攻撃で全滅。移動式の弾道ミサイルだけ撃ち漏らす可能性がありますが、もし米本土に落ちて万単位の死者でも出ようものなら、北京をはじめ支那の主要都市は米軍の報復核攻撃で全滅でしょうね。

 そういうリスクを覚悟してまでサーモバリック爆弾で攻撃する馬鹿は居ない。核の代わりに通常弾頭を載せて弾道ミサイルを発射しても一緒。これも核攻撃と判断されて支那は完全に終わります。ですから、支那としては通常の空対地ミサイルか巡航ミサイルで攻撃するしかないのです。

 それも奇襲攻撃でなければ効果は低い。ただ人工衛星無人偵察機も含めた米軍の情報収集能力は世界一だし、集団的自衛権が発動されればこれに日本の情報能力がプラスされます。支那は、よほどうまくやらないと尖閣で局地的優勢を確保する事も難しい。米軍を一切触らずに戦場を尖閣周辺に限定するしかないが、そううまく事が運ぶかは現実的には厳しいでしょうね。


 ですから、まともでは勝てないと分かった支那尖閣に偽装漁民を上陸させそれを保護するという大義名分で人民解放軍を上陸させるしかない。自衛隊というより日本政府にこれを実力で追い出すことができるかどうか?戦争も辞さずという覚悟を政府も国民も持つ必要がある。我々国民の覚悟次第で日本政府の行動は決まると思います。国土防衛は他人事ではありません。国民一人一人の覚悟が国を守る礎となるのです。