鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

書評 「中国がなくても、日本経済はまったく心配ない! 」 三橋貴明著

イメージ 1
 
 話題の本でしたので買いました。
 
 三橋さんは、誰でも入手可能な資料を使って論理的に説明してくれるので助かります。いつも氏が主張している「数字ベースで説明してくれ」そのままのたいへんわかりやすい内容です。
 
 これを読むと既存マスゴミが、情弱国民を舐め馬鹿にしているかよく分かります。我々は騙され続けてきたんです。
 
◇「中国のレアアースがなければ日本経済は成り立たない」→全くの嘘。世界における中国のレアアースの埋蔵量はたった3割。不当ダンピングで市場を席巻したため他国のレアアース鉱山が閉山しただけ。その証拠に、中国が禁輸した途端に各国生産を開始しています。
 
 
◇「レアアースがないと日本は困る」→全くの嘘。むしろ困るのは中国。日本は他国から買えばいいだけだし、中国における産業は外国資本がほとんどで国内産業は脆弱。工作機械は日本製で、禁輸は中国産業の生産能力をストップさせるだけ。
 
 
◇「日本経済は中国に依存している」→大嘘。対中国貿易(香港経由も含む)の日本GDPに占める割合はたったの3%にも満たない。
 
 
◇「中国は著しい経済最長をつづけている」→大嘘。間もなく不動産バブルがはじけることが確実。しかも経済成長の実態は投資(主に不動産。もはや投機か?)が拡大しただけで、実体経済が成長したわけではない。
 
 
◇「中国の人件費は安いのでどんどん進出しましょう」→自殺したいのならどうぞ。所得格差は社会不安を引き起こすレベルで、人件費の高騰は避けられなくなっている。韓国は早々と逃げ出している。あの連中は逃げ脚だけは早い。日本企業の馬鹿だけがのほほんとしてさらに進出しようとさえしている(嘆)。不動産バブルがはじけたら大暴動が起きますよ。お金を失うだけならいいけど命まで失わないでねwww
 
 
 など、具体的な数字を持って説明しています。おそらくこれを論理的に論破できる経済評論家はいないでしょう。ちなみにミンスの海江田は日本のバブル全盛の頃この好景気は永遠に続くとほざいていた馬鹿です。
 
 
 この本を読んでいて思うのは、いかに日本のマスゴミが国民に嘘をついていたかという事。政府や公共機関の発表した数字をもとにグラフを出したら一目瞭然。知らなかったはずはありません。ある悪質な意図を持って真実の情報を歪めていたとしか考えられません。
 
 電通を初めとしてマスゴミ各社にも支那工作員が多数入り込み、お金も使って洗脳しているのでしょう。日本人はもっと危機感を持つべきです。
 
 
 日本の現状を憂うすべての人に読んでもらいたい良書です!