新防衛大綱に自民「安全確保できず」
産経新聞 12月18日(土)7時56分配信
自民党が、政府の新たな防衛計画大綱と来年度から５年間の中期防衛力整備計画（中期防）について、「日本の安全を確保できるとは到底思えない」とする見解を取りまとめたことが１７日、わかった。大綱、中期防ともに「政権奪回後、即時に見直す」と強調している。見解では、日本周辺の安全保障環境について「中国をはじめ各国が防衛費を増額する現状だ」と指摘し、「依然、不安定な状況にある」と分析。「防衛予算の縮減傾向に歯止めをかけ、多様化する任務に対応する人員を確保しなければならない」と訴えている。
さらに、政府による陸上自衛隊の定員と戦車、火砲の削減方針などを批判。武器輸出三原則の見直しは「（政府は）社民党に配慮してトーンダウンした。防衛力の生産・技術・教育等の維持すらも困難となる」と警告した。
さらに、政府による陸上自衛隊の定員と戦車、火砲の削減方針などを批判。武器輸出三原則の見直しは「（政府は）社民党に配慮してトーンダウンした。防衛力の生産・技術・教育等の維持すらも困難となる」と警告した。
本日たまたま競馬のGⅠ情報を集めるためスポーツ新聞目当てで喫茶店に寄りました。ところが考えてる事はみな同じらしくスポーツ新聞はすでになく、仕方ないので読売新聞を読む事に…。
そこで目に付いたのが新防衛大綱の記事。
まあ対中シフトしたのは評価します。しかし予算が厳しいとか削減の理由になるかね？日本を取り巻く安全保障環境は戦後最大の危機を迎えているというのに（呆）。
他の予算は削っても防衛費だけは最低限現状維持、もしくは増額が普通じゃないんですか？民主党は日本の置かれている立場が分かっているのかね？この危機的状況を招いた元凶が自分たちだって気付いているのか？
陸自を削って海自空自を増強するってのは分かるよ。（実質こっちも削減だが…）でも戦車400両って何？私の計算では1個機甲師団と残りの師団・旅団に1個戦車大隊を配備するとして最低1300両要りますよ。まあこれを削減するにしても打撃力をカバーするために火砲は削っちゃ駄目だろ？
離島防衛にも奪還にも火力は必要ですよ。あと緊急展開能力、安全に攻撃するための巡航ミサイル、対レーダーミサイル、各種精密誘導爆弾、空対地ミサイル、まともな能力の輸送艦、数え上げたらきりがありません。そのまえに陸海空の統合運用さえまともに為されてないじゃないか？（怒）
あと動的防衛力って言うけどね、元空将の佐藤守閣下によればこういうのは机上の空論になるのがオチだそうです。基本ができてないからただ空回りするだけ。百害あって一利なし！
一番私が怒るのは、社民党に配慮して武器輸出三原則見直しを止めるって事。どういう事だ！ふざけるな！！！国家の安全保障より政権維持が優先かよ？どこまで屑なんでしょうかね。共同開発でコストを下げたほうが防衛力整備も楽だろうが馬鹿が！！！日本転覆をもくろむ朝鮮労働党の出先機関、社民党と組もうとしてる時点でアウトだよ（呆）。
もう民主党には何も期待できないから、次にできるはずのまともな保守政権（というかできてほしい！）に期待するしかありませんな。それまで日本が存在すればの話ですが…（嘆）。
