本当にいい加減にして欲しい。南西方面の防衛力強化はたいへん結構だが戦車定数削減は本末転倒に等しい。誰が言い出したのか問題です。財務省の圧力か防衛省内の戦車無用論者かどちらかでしょう。これが安倍政権の方針なら国賊ものの決定ですよ(怒)。
300両って、北海道の第7師団(日本唯一の機甲師団)の戦車定数230両も削減する気だろ?去年のニュースで第7師団の保有戦車のうち90式50両、74式10両削減、人員も270人減という話を聞いたとき憤慨したものですが、その後立ち消えになったかと思ったらまた出てきやがった!
戦車を削減する代わりに機動戦闘車を1000台導入だというなら我慢もするが、おそらく言葉の上だけの南西方面防衛力強化で実質は防衛力削減でしょ?
戦車は絶対に必要です。日本に戦車があれば敵は日本本土に侵攻する時戦車を持って来なければならない。そして戦車揚陸能力は限られるから(まともな能力があるのは米軍だけ)非常に有効な抑止力になっている。
すくなくとも南西方面防衛強化なら、九州の2個師団(第4、第8)と沖縄の第15旅団は各1個戦車大隊、できれば10式戦車装備が望ましい。あと戦争になったら支那や朝鮮は大都市圏でゲリラ活動をするから東京の第1師団と兵庫の第3師団も対抗上それぞれ1個戦車大隊ほしい。
これだけで5個戦車大隊ですよ!1個大隊はだいたい3個中隊(14両)だから42両としても、42×5で210両戦車が必要。単純計算でも230両+210両で400両超えるだろうが!(怒)
本当に頭に来ます。日本は今危機的状況に陥ってるんだから現状の兵力は維持してそれに増強するのが普通でしょ。日本政府は本気で日本を防衛する気があるのか?
戦車を削減して一体何を強化する気か納得できる説明をして欲しですね。言葉のごまかしなら絶対に許しませんよ。近年にない腹立たしいニュースです。