鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

誰も知らない超硬派シミュレーションゲーム『ロンメル』

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 おそらく相当ヘビーなシミュレーションゲームファンじゃないとご存じないと思います。

 懐かしのPC9801のゲームで、アメリカのゲームをホビージャパンが移植して発売しています。20年くらい前の作品じゃないかな?

 舞台は北アフリカ戦線、プレイヤーはロンメル率いるドイツアフリカ軍団(連合軍でもできたかな?)を動かして北アフリカでの覇権を確立しなければなりません。

 部隊は大隊単位。地雷原を避け戦略的要地を占領し、敵部隊を包囲して殲滅し…という繰り返しで占領地を拡大しなければなりません。もちろん古いゲームなのでグラフィックなど一切なし。

 ユニットも、記号で兵科が示されているだけで知らない人はどれが連隊でどれが大隊か、どれが歩兵でどれが砲兵かちんぷんかんぷんだと思います。私も初めは無知だったので混乱したのですが、このゲームのおかげで歩兵・自動車化歩兵・機械化歩兵(同じ歩兵だが記号は違う)をすぐに見分けられるようになりました(苦笑)。ハーツオブアイアンをやったことのある人なら分かるかな?


 初めは取っ付きにくかったゲームも、慣れていくとその奥深さにどんどんのめりこみました。もとはボードゲームだったのでしょう。やけにマニアックでリアルでした。ちょうど兵棋演習している参謀のような気分になってくるから不思議です。


 ただあまりにもマニアックだったらしく当時でも売れてませんでした(爆)。


 おそらく今ならこんなゲームは出せないでしょうが、あの当時私はのめりこんでいましたね(笑)。エディット機能が付いていたので、自分で資料を調べてクルスク南翼の戦闘を苦労して作成したほどです。マップから参加部隊から…。で、作るのにエネルギーを使い果たして一度もプレイしませんでしたが(爆)。


 ちょうど今ハーツオブアイアンで北アフリカ戦線をプレイしてたので思い出しました。戦略級のHoIでは楽な戦闘ですが、これが連隊や大隊単位の作戦級・戦術級になると砂漠地帯の戦闘は筆舌に尽くしがたい苦労があるものです。そもそも補給路の構築から難解ですからね。


 今このゲームをやれと言われてもできません。年取ると楽したいですから(爆)。そういえばRPGもしなくなったな。プレステ2のゲームも改造コードがないとやらないし…(苦笑)。