鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

ユーロファイター タイフーン

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 まず最初に上の表をご覧下さい。イギリスのDERA(Defence Evaluation and Research Agency)が行った調査ですが、実際の戦闘機パイロットがJOUSTシステムと呼ばれる戦闘シミュレーターを使用し、仮想敵機スホイSu‐35と西側諸国の戦闘機が交戦したケースをシミュレートしたものです。

 どのように見るかというと、例えばF‐22ラプターだったら、自分が1機撃墜される間にSu‐35を10.1機撃墜できることを示しています。だから乱暴に言うと左の数字が大きいほど高性能だと言う事です。
 もちろんこのシミュレーションは90年代に行われたものなので、その後の技術開発が反映されていないしレーダーやECM情報などが限定的で、完全にこのとおりの評価で確定というわけではありません。

 しかし、大雑把に言ってタイフーンの性能が、ラプターには劣るとも他の戦闘機よりは優れている(可能性が高い)ということは理解できると思います。



 このユーロファイター タイフーンがどんなものかウィキペディアから見てみましょう。

『ユーロファイター タイフーン(Eurofighter Typhoon)は、NATO加盟国のうちイギリス、イタリア、スペイン、ドイツ(旧西ドイツ)の四カ国が共同開発した戦闘機で、デルタ翼コクピット前方にカナード先尾翼)を備え、クロースカップルドデルタと呼ばれる形式の機体構成をもつマルチロール機。』(出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』)



 もしかしたらF‐4EJ改の代替に空自で採用されるかもしれないタイフーン、私は大好きなんでございます。もともと西ドイツ(当時)のトーネードIDSが大好きだったので、同じドイツの十字マークをつけたタイフーンに一目惚れしたわけです(爆)。口の悪い人は「イカデビル」と酷評してますが、馬鹿たれ、あのバランスの悪そうなカナード先尾翼)がいいんじゃないか!


 それにね、アフターバーナーなしでスーパークルーズ(超音速巡航飛行)できるんだぞ!これは今のところラプターとタイフーンだけなんだから!ドロップタンクと空対空ミサイル満載でマッハ1.3のスーパークルーズできるんだって。

 しかもね、固定武装がマウザーBK-27 27mmリヴォルヴァーカノン×1でっせ!マウザーといえばモーゼル。銃器マニアにはたまらんね。モーゼルミリタリー以来(たぶん)のモーゼルだっつーの(笑)。あっ違った。三式戦『飛燕』の20mm機関砲がマウザーだった(爆)。

 ちょっと推力が足らない気がするけど(ドライ推力: 60 kN (6.188 kg) × 2   アフターバーナー使用時推力: 90 kN (9,178 kg) × 2)気にしない気にしない(爆)。軽いからいいんだよ!あとミサイル搭載数も気持ち少ない気がするけどF‐35もそんなもんでしょ。


 嗚呼!ほんとに日の丸つけたタイフーン見たくなった!ホーカータイフーンも大好きだったし…。