鳳山雑記帳はてなブログ

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中立国スウェーデンの覚悟

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 現在、完全なる中立国として、スイスやフィンランドとともにスウェーデンがあげられます。これらの国は、日本の馬鹿左翼が理想としますが、その実態を知ったら腰を抜かすほどの軍事国家です。

 というのも、どの陣営にも属していないため自分を守るには自分自身だけしか頼れないためです。スイスやスウェーデンは軍備もほとんど自前です。ばかりか輸出さえしています。

 国際的にも有名で多くの軍隊や警察で採用されたSIG拳銃のメーカーSIG(シグ)はスイスの銃器メーカーです。機関銃で有名なエリコンもスイスです。

 そして、本稿で紹介するスウェーデンも、サーブという複合企業が戦闘機や艦船を開発し、自国ばかりか他国へも輸出しています。

 特に有名なのはサーブのジェット戦闘機群でしょう。

 サーブJ29
 サーブJ32
 サーブJ35ドラケン
 サーブJ37ビゲン
 サーブJ39グリペン

 これらは、スウェーデン独自の機体で、どれもユニークでかなり高性能です。とくに最新のグリペンなどは、コストパフォーマンスに優れ、軽量小型のマルチロール機です。

 また陸上でもSタンクと呼ばれる、砲塔のない非常にユニークな戦車を作り出しています。

 海上でも、小型潜水艦の分野で非常に高い評価をされており、輸出されています。

 これらの兵器は、有事になっても誰も助けてくれるものがいないという覚悟がもたらしたものです。東西冷戦時、領海侵犯したソ連の潜水艦に、爆雷をバカバカ落とし浮上させる強硬手段に出たことは有名です。日本の弱腰とは大違いです。

 国防軍の訓練期間も他国の1.5倍くらいあるそうですし、総兵力6.5万の軍隊と一緒になって10万以上の予備役が訓練しているそうですから驚きです。

 それだけ国防に対してマジなのでしょう。国連の平和維持活動にも積極的に参加していますが、マジなためゲリラも恐れて近づかないそうです(笑)。日本の自衛隊とは大違いですね。

 日本も、国際的に見て噴飯ものの議論など止めて、はやく現実を見つめて欲しいものです。