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水生類人猿説(アクア説)

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アクア説 (Aquatic Ape Hypothesis: AAH, Aquatic Ape Theory: AAT) とは、ヒトがチンパンジー等の類人猿と共通の祖先から進化する過程で、水生生活に一時期適応することによって直立歩行、薄い体毛、厚い皮下脂肪、意識的に呼吸をコントロールする能力といった他の霊長類には見られない特徴を獲得したとする仮説。古人類学においては主流の説ではない。

ミッシングリンクの時代には海水面が高く、アフリカ大陸は北部の大部分が沈んでいた。人類の祖先はこの時に海辺で生活し、海水面が元通りになると陸生活に戻った。
体毛が薄く皮下脂肪が多いのは、水中で温度を保つのに都合がよいからだ。これは他の水棲哺乳類と同じ理由である。
海水中生活に適応した人類の祖先は、海水を離れた後も川辺で暮らした。川辺は失った水分をすぐに調達できる環境であったため、発汗のシステムは都合が良かった。
女性の頭髪が長い(伸び方が早い)のは、体が水に浸かっている時に子供を頭髪に掴まらせるためである。妊娠中に頭髪が太くなるのもこれが理由である。赤ん坊が好んで女性の髪の毛を掴んで引っ張るのも、かつて水中で子育てしていた頃の名残である。
発涙のシステムは海棲哺乳類・鳥類にのみ見られる特徴である。海棲鳥類は塩分を排出するために涙を流すが、海棲哺乳類の場合感情が激した時に涙を流すことがある。
直立二足歩行は、海水に浸かった時に顔だけを出すのに有効である。また他の水棲哺乳類やペンギンも同じ姿勢をとる。
他の水棲哺乳類と同様に頭から尻まで一直線になっているため対面性交の形をとった。
洗練されたバランス感覚と柔軟な背骨は、水中という視覚などによる指標のない世界で泳ぐのに必要だった。水棲哺乳類には人間よりも鋭いそれらがあり、アシカやイルカの芸は水族館でお馴染みである。
水中に入ると心拍数が減る現象「潜水反射」が人間にも備わっている。
一時期の胎児には名残が残っており、全身を毳毛(ぜいもう)と呼ばれる毛で覆われているが、この毳毛は泳いだ時に水が流れる方向と一致している。
現代の人間でも水中に長時間いて助からないと思われていても助かった例がいくつも報告されている。
胎児の手足に一時的に水かきが発生するのは、かつて水棲していた頃の名残である。
手足に水かきの痕跡を持つ人がいる。
生後間もない幼児は水を怖がらず、水中で反射的に息を止める能力を持っている。
人間の新生児は他の類人猿よりも割合として重いが、これは皮下脂肪により浮力をつけて水中での出産を容易にするためである。
水中では嗅覚が役に立たず、衰えた。
ケニアの湖で死因がビタミンA過剰症と見られる原人の化石が発見された。膨大な量の魚を食べていたと考えられる。
上唇の上の溝(人中)を持つ霊長類は人間だけである。これは上唇を鼻孔にぴったり密着させて水中で呼気が漏れたり、水が侵入するのを防いだ名残と考えられる。
女性の外性器が隠れているのは、体の表面積を減らした方が水中生活では有利なためである

                  - フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より -

 ちょっと長くなりましたが私が説明するより分かりやすいので引用させていただきました。現在、主流はサバンナ説(気候変動で森からサバンナに変わったため、地上生活を余儀なくされた類人猿が、直立不動を初めて猿人=>原人、旧人、新人に進化したとされる説)だそうですが、このアクア説説得力があると思いませんか?

 古代阿蘇山噴火から、当時生きていた人の話、そしてついに人類誕生の謎まで行き着きました(笑)。
 学会では主流として支持される説ではないそうですが、素人の私からみると非常に説得力があるように思えます。
 サバンナ説では、なぜ人類が他の哺乳類と違って体毛が薄いか説明できません。水棲哺乳類と同様、水辺で生活していれば皮下脂肪もつきますし、体毛は薄くなると思います。頭にだけ髪の毛があるのも、呼吸するため水面に浮き上がるからでしょう。

 ここから想像を働かせると、河童がもし実在するとすれば再び人類が陸に上がった時に、そのまま水中に残った種族の子孫かもしれません。人魚伝説も何か関連があるように思います。

 アクア説は、非常に夢がある仮説ですね。