鳳山雑記帳はてなブログ

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飯山陽(あかり)さんが指摘する中東専門家の嘘

 大多数の平和ボケ日本人は遠い中東の出来事だとハマス事件を他人事と考えている人が多いと思います。しかしそれは大いなる間違いです。最悪の展開をすると第5次中東戦争、第3次世界大戦にまで発展しかねないのです。中東戦争なら石油が入ってこない、石油価格が高騰して第2のオイルショックになる可能性が高いですし、この機に乗じてシナが台湾侵攻したら世界大戦になって日本人の命も危険に陥ります。

 いくら超大国アメリカと言えど、中東、ウクライナ、極東と三正面作戦をする力はありません。アメリカ国内にユダヤ人が数多く住んで政治力、経済力をもっているためアメリカは中東を最優先にするでしょう。ウクライナへの援助も減るだろうし、極東は軍事的プレゼンスを減らすと思います。元陸上自衛隊陸上幕僚長・陸将の岩田清文氏が指摘していましたが、紛争をガザ地区に限定させることが絶対に必要で他国に拡大させてはいけないのです。

 国際社会が懸念するのは、イスラエル軍が地上侵攻した時パレスチナの民間人に多数の犠牲が出ることです。まともな中東研究家(私が把握しているのは今のところ飯山陽氏だけ)は、パレスチナ民間人を巻き込まないためにガザ南部ガザ川(ワディガザ ワディは涸れ川の意味。普段は水がないが雨期にだけ川になる)より南に脱出させなければならないと主張しています。イスラエルもガザ川以南に脱出するように呼び掛けていますし、国際社会の目がありますから避難している難民を攻撃したりはしないでしょう。

 ところが日本の自称中東研究家(高橋おかずとか宮田某とか)どもは、こぞって「脱出など不可能」「イスラエルが人道配慮しているというアリバイ工作に過ぎない」などと主張しています。これに関し飯山陽氏は怒りの動画をYOUTUBE上にあげています。飯山氏によれはガザ北部の市街地からガザ川までわずか5~6㎞しかないそうです。大人なら1時間強、女子供や老人でも2~3時間も歩けば到着します。嘘だと思うなら皆さんも実際にグーグルマップで確認してください。

 道路にがれきが溢れて歩けないと自称中東専門家は嘯きますが、これは民衆がガザ北部から脱出するのを妨害するハマスの仕業だそうです。住民を盾にしようとしている卑劣なハマスに与する日本の自称中東専門家はテロリストの仲間だと思います。飯山氏も指摘していましたが、アラブ擁護の専門家と共産主義者は非常に近しいかそのものだと言われます。

 今回のイスラエルの行動は、自国民を大量にテロで殺されたことに対する自衛戦争であるはずで、イスラエル軍が相手にしてるのはテロ組織のハマスです。決してパレスチナに戦争を仕掛けているわけではありません。ガザのパレスチナ人はむしろハマスに抑圧されている被害者なのです。

 私は避難したパレスチナ人はエジプト領内に難民キャンプを設けて国連が世話をするしかないと思っていたんですが、飯山氏によれば難民に紛れてハマスのテロリストが入りこむのでエジプトは絶対に拒否しているそうです。飯山氏はむしろガザのガザ川以南に国連が介入して安全地帯を設けたほうが良いと指摘していました。よく考えるとそれしかないのかもしれません。エジプトも難民受け入れは絶対に拒否だが人道援助はすると言っていますので、国連は今すぐ動いてガザ南部に非武装の安全地帯を設置すべきです。

 パレスチナ民間人が避難して困るのはハマス。人間の盾にできなくなりますから。そして脱出は可能。病院があるから医療スタッフや患者は避難できないというのも嘘。避難できないのだったら大地震などの自然災害が起こったとき現地の病院はそこに居続けないといけなくなりますよ。むしろ病院を軍事拠点にして病院関係者や患者を人質に取っているのはハマスです。避難する時重篤な患者は亡くなるかもしれませんが、災害時のケースを考えると病院からの避難は物理的に可能です。

 日本の中東専門家はハマスの協力者なんでしょう。事実を伝えずハマスに有利な嘘を垂れ流しているんですから。我々はネット上のあらゆる情報を調べ自分なりに納得する答えを見出すしかないのかもしれません。今のところ私は飯山陽さんの主張が正しいと思っています。

 皆さんはガザのパレスチナ民間人が助かるにはどうすれば良いと思われますか?