この前、NHKの世界自然遺産という番組で紹介していました。
マダガスカル島の西部にあるそうです。針山のような地形は、カルスト台地が何億年もかけて侵食されできました。
広さは東京23区の倍くらい。標高は100メートルだそうです。一見不毛の土地のように見えますが、さにあらず(古い表現)。秋吉台などのカルスト地形を訪れた方なら分かると思いますが、地下に巨大な水がめを湛えています。地底湖や地下の川があり、ところどころで湧き水となって出てきています。針山と針山の間には、幅数十メートルから数キロの森が広がっており、動植物の宝庫です。周囲が乾燥したサバンナ地帯で、ライオンなどの天敵から守られているため、地上の楽園です。ここにしかいない珍しい動植物がいます。白いキツネザルとか、私は初めて見ました。
イチジクの木が多く繁殖しているため、人間でも暮らせそうです。実際、何十人かの集落があり、自然に溶け込んだ暮らしをしています。
私鳳山も、日本を離れこんな楽園で静かに暮らしたいと思います。そして、いつか必ず行こうと決心しました。