鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

NHKスペシャル 東京ロストワールド孀婦岩(そうふがん)

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 皆さんご覧になられましたか?私は見終わった後も興奮冷めやりません。NHKもやればできるじゃないか!こういう良質なドキュメンタリーとかダーウィンが来た!みたいな動物ものばかり放映してれば良いんですよ。偏向報道は要らない。

 それはそうと、孀婦岩(そうふがん)初めて知りました。伊豆諸島の最南端、東京から南へ650㎞。海抜100m、聳え立つ強大な柱状の岩です。調査によると海面下も100mくらいあり、周囲はテーブル上の海底火山になっています。数万年前にできた火山が海面の上昇下降で激しい波に削られまずテーブル状の山が出来ました。ついでテーブルの一角で再び火山が噴火、これも波に削られ噴火口と溶岩の通り道が冷えて固まった安山岩だけが残って柱状になったそうです。

 興味深かったのは、周囲に生息する珍しい生物。山頂近くにいた新種の翅のないコオロギ、図鑑にも乗っていないような新種の魚、特に古代魚カグラザメには感動しました。通常サメのエラは片側5つだそうですが、カグラザメは6つあります。そしてサメらしくないのっぺりした体、愛嬌のある顔、この番組を見て本当に良かったと思います。

 NHKの番組で感動したのは、おそらく数年ぶり。こういう良質な番組ばかり作ってくれれば世間の非難は受けないはずなんですけどね…。やはり外国勢力を叩き出すしかないのかもしれません。