鳳山雑記帳はてなブログ

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アメリカはついに重い腰を上げましたね

【アメリカ】台湾に戦闘機の部品を売却へ 370億円相当【中国政府は強く反発】 



 台湾はアメリカ製戦闘機F-16を150機保有しています。ただしアメリカ政府は支那共産党政府を刺激しないように、台湾に売却したのは現行のC/D型Block50以降ではなく、旧式のA/B型Block20相当のタイプでした。

 台湾は、新型を売却するかA/B型を改修しアビオニクスを最低でもBlock50相当迄上げるようアメリカに求めます。ところがヘタレアメリカ政府は支那にびびってずっと拒否してきました。今回アメリカ政府が売却を認めたのがF-16の部品なら間違いなく改修のためのものでしょう。

 これが何を意味するかというと、アメリカは既に支那との戦争を覚悟したという事です。トランプの外交にはいろいろ間違いが多いですが、今回はグッジョブです。事実上の台湾との国交回復を目的とした台湾旅行法の成立からこの流れは読めていましたが、貿易戦争で苦しんでいる支那からすると嫌なニュースでしょうね。

 台湾空軍のF-16A/BがBlock50相当以上までアップグレードされることは、人民解放軍にとっても悪夢でしょう。J-20、J-31ははったり。独自開発のJ-10もおそらく不利。まともに戦えるのがロシアから輸入したSu-35とSu-27のモンキーモデルJ-11だけでしょうから。あとSu-30もか?これらを合わせて支那は300機近く保有してますから本格的戦争になった時よもや台湾空軍に後れを取るとは思いませんが、少なくない損害を被るでしょうね。

 そしてアメリカとの貿易戦争では打つ手がなく、国内の不満を押さえるためにも習近平は軍事的冒険に打って出るはず。おそらく南シナ海が舞台でしょうが、アメリカは来るべき時に向けて着々と手を打っているように思えます。

 昨日のローカル新聞(おそらく共同通信の配信記事)で、貿易戦争の悪化で支那から撤退を模索している日本企業の話が載っていましたが、反応がワンテンポ以上遅すぎるよ。情勢判断が甘すぎるんじゃないですかね?すでに情報が早い企業は撤退したり、東南アジアに生産拠点を移して最悪の状況でも被害を最低限に抑える策を打ってますよ。それがまともな企業人でしょう。有力な大手企業はすでに動いているが、中小企業は逃げ遅れるだろうというのが記事の趣旨でした。この期に及んで支那に残っているんですから死も覚悟の上でしょう。自己責任だと思いますね。

 それはともかくアメリカと支那の貿易戦争、行く末が非常に気になります。