鳳山雑記帳はてなブログ

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防衛装備庁、基本的には賛成です

【自民党】「防衛装備庁」新設の要綱了承



 防衛装備庁の新設は、装備品調達・研究開発の効率化をもたらす限り賛成です。ただしこれは防衛費とは別枠にしなければなりません。支那も国防費と研究開発、装備調達費は別枠になってるでしょ?日本も別枠として5兆円くらい予算を付けるべき。防衛費はこれと別枠で5兆円くらい。そうすればもっと弾薬備蓄もでき継戦能力が向上します。全体として対GDP比3%くらいつけてもいいはずなんですよね。

 日本を取り巻く環境が厳しくなってるんですから本腰入れて防衛力強化を図るべきです。理想的には、ナチスドイツ時代のトート機関のように基地建設を専門に行う工兵のような組織が必要だと個人的には思っています。ただ基地建設だけだと仕事にあぶれる可能性が高いので平時はインフラの整備、補修を行って緊急時には軍事にも転用できるようにすべきですね。災害時もこの機関を中心に派遣すれば、自衛隊の国防力が削がれることはないでしょう。私は東日本大震災の時自衛隊が10万人規模で出動した時、本当に心配だったんです。ロシアも自衛隊の能力がどれほど落ちたか露骨に領空侵犯を増やしたでしょ?米軍がともだち作戦で出張ってくれなかったらどうなっていたか?

 防衛装備庁は防衛省の外局でいいですから、こっちの工兵部隊は内閣府直轄にした方がいいでしょうね。機動的に動けるように。長引くデフレと民主党政権時の「コンクリートから人へ」という間違った政策で日本の土木業は壊滅的打撃を受けています。東北復興が未だに進まないのもそのため。数万人規模で工兵部隊をキープしておけば災害時にも戦争時にも役立ちます。こちらは兵士としての訓練はしなくて良いと思います。ただ体力的な訓練はすべきでしょうね。あと、自衛隊の工兵部隊との連携は当然平時から訓練しておくべきです。公務員扱いだから、土木関係者の失業対策にもなるでしょ?そしてここで資格を取らせて、退任後も再就職しやすいようにする。自衛隊の工兵は前線での野戦築城専門、こちらは後方での軍事土木。

 防衛装備庁ができたら防衛省技術研究本部(技本)もこっちに移るんですかね?だったらもっと予算付けて心神の開発を促進すべき。実証エンジンの研究ももっと頑張ってほしい。理想的にはF-35の後のF-Xは国産のF-3になってほしいですね。ともかく、より良い方向に進んでくれる事を願います。