鳳山雑記帳はてなブログ

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2014年12月衆議院選挙の結果を受けて今後の保守の進む道

2014年12月14日衆議院選挙から一夜が明けました。皆さんそれぞれいろんな感想があると思います。これには異論も多いでしょうが、私の感想としては自民党が単独で憲法改正の発議ができる衆議院の3分の2にあたる317議席を獲得できず、保守の宝とも言える次世代の党が壊滅し、潰さなければならない売国政党である民主党が11議席増、共産党が13議席増えて21議席と大躍進。第二民主党の維新の党もわずか1議席減らしただけ。

 結果的には捏造慰安婦問題や日教組問題、歴史認識問題で頑張っていた次世代の党潰しとなった保守大敗北の選挙だったと思います。おそらくですが慰安婦問題も特亜に対する毅然たる外交も影を潜め、安倍政権は新自由主義的経済政策を突き進めますます国民生活が苦しくなると思います。

 右の側から自民党を掣肘する勢力がいなくなったのだから、元の黙阿弥で売国左翼勢力に阿った政策しかできないと危惧するのです。もっとも安倍政権の間は外交や国防ではまともな政策を行うと思います。問題はその後、おそらく石破や谷垣あたりが次の総理になると思いますが、彼らが特亜とどのような外交関係を結ぶか私が言わなくても皆さんは十分御承知の事だと思います。
 
 元の土下座外交に逆戻り。散々侮辱され続けた特亜に一方的に譲歩しさらに侮られながら惨めな経済最優先の国辱外交を行うであろうことは火を見るより明らかです。これは政権交代して他の野党が与党になっても同じ。


 たしかに次世代の党の側にも責任はあったと思います。あまりにも準備不足だった。維新があれほど議席を取ったのは腐っても橋下人気の賜物でしょう。一方、次世代は早々に世間的認知度の高い石原慎太郎が引退宣言し説得されて翻意しましたが比例順位も低く前面にも押し出していなかった。一部には中山恭子さんを党首にして拉致問題解決を全面に立てイメージ戦略で比例票獲得を最優先にすべきだったという声もあります。まあ確かに、いろんな原因はあるでしょうが終わった事をいつまでもぐだぐだ言うのは無意味。

 我々がしなければならない事は、真正保守政党によるまともな日本の国作りです。そのためにチャンネル桜の討論で三橋貴明氏が真正保守政党が掲げるべき政策を提言しています。

財政均衡主義からの脱却
 -金融政策と財政政策のパッケージによるデフレ脱却-
●消費税減税
 -逆累進性が高い消費税は減税もしくは廃止-
●法人増税・富裕層増税
 -社会安定化のために累進課税を強化-
公共投資拡大
 -自然災害対策・インフラメンテナンス・生産性向上-
●医療・介護支出拡大
 -政府系サービスで労務単価を引き上げ、人手不足解消-
●TPP交渉離脱
 -現時点の自由貿易促進は国民の安全保障を損なう-
原発再稼働
 -可及的速やかに原発を再稼働し、エネルギー安全保障を確保-
●資本移動の制限
 -国境を越えた資本移動を制限し、国民の雇用を守る-
●外国移民反対
 -人手不足には日本国民の「生産性向上」で対処を-
●労働規制の強化
 -実質賃金の上昇と雇用の安定化こそが最高の少子化対策


 これなら自民党とも差別化ができ、自民党新自由主義政策に危惧している国民に訴えることもできると思います。これにまともな外交・国防政策が加われば万全でしょう。


 次世代の今後はどうなるか分かりませんが、我々保守は次の選挙までにまともな保守の受け皿を作り上げなければなりません。それには、私は戦略が必要だと思います。これを言うとアレルギー反応を起こす人も多いでしょうが、ナチス国家社会主義労働者党)の権力奪取の手法が参考になると思うのです。

 ナチスは確かに悪を成しましたが、戦争さえ起こさなかったらヒトラーノーベル平和賞を与えようとする声さえあったのです。ネットで調べてください。私が嘘を言っていない事が理解できます。ナチスは経済学者シャハトを起用し、第1次世界大戦敗戦を原因とする破滅的なドイツ経済を立て直し完全雇用を達成しました。

 それは今のデフレ下の日本も参考になる大規模公共事業による雇用の創出、女性を労働から家庭に送り込むことによる生活消費の増加などケインズ政策でした。私は戦争さえ起こさなかったらヒトラーはドイツ救国の英雄として歴史に残ったと思います。

 私が参考にしたいのは、合法的に選挙で政権を奪取したナチスの手法。詳しく述べれば膨大になるのでさわりだけ。

①カリスマ的指導者、演説で聴衆を催眠状態に陥らせるほどの
②それを演出する宣伝のエキスパート。心理学にも造詣が深い人物であるべき。
③客寄せパンダとしての有名人。誰でも知っている有名人であれば極論すれば馬鹿でも良い。芸能人がベストか?ただしプラスイメージの人物であること。
④突撃隊のような全国的実力組織。これが選挙運動にも転用できる。
⑤大衆に分かりやすい敵を設定する。ナチスユダヤ人、日本の場合は反日左翼、在日朝鮮人が望ましい。
⑥大衆は馬鹿と断定し、彼らを扇動する手段を見つけ実行する。徹底的なイメージ戦略。実はこれ、左翼が良く理解し実行しています。
⑦一方、政策を理解できる層には納得できる政策を提示し判断材料にさせる。
⑧どのような手段を使っても財界に支持者を作り資金を出させる。

挙げればきりがありませんが、まずはこれくらいが代表でしょう。日本の戦後体制を打ち崩すには非常手段が必要です。甘い事は言ってられない。そしてゼロから始めるより既存組織をベースにした方がより楽に始められます。私は在特会あたりをベースにした方が良いと考えるのですが…。


 こんなこと言うから、危険人物だと思われるのかもしれませんね(苦笑)。ただ私は日本を救うために本気で立ち上がろうと云う組織があれば参謀として手伝いたいと本気で思っています。