たまたま今日はゴミ出し日(ビン)で6時起きだったんで思わず見てしまいました(笑)。なんでも3週間で整備を終わらせなければいけないらしくとても忙しくスタッフが働いていたのが印象に残っています。現在の船って凄い技術が使われているんですね。荒天用のスタビライザーとそれに連動したフラップをコンピュータ制御していることなど感動しました。そして何とこの船、日本製。なるほどなと納得した次第です(笑)。
船の外郭に蠣などがつくのでそれを洗い落とさなければならない事は知っていましたが、船腹の外板に亜鉛を張り付けて船体の劣化を防ぐことなど勉強になりました。またフェリーだけに車を何百台も搭載できるそうですが、そのために甲板が痛むそうです。ただそれを全部張り替えると3週間では終わらないので毎回厚さ6㎜の鋼鉄板を溶接していくそうです。そうなるとだんだん重くなって船の性能が落ちるんじゃないかと素人考えで思うんですが、たぶんその前に船体寿命がくるんでしょうね。
大型フェリーだけに客室甲板は豪華で、私も一度乗ってみたいと思いました(笑)。大型船の整備ってこれほど大変だとは思いませんでしたが、韓国のセウォル号ってこれほどの整備はおそらくしてなかっただろうなと考えると空恐ろしくなりますね。安全に対する意識の違いなんでしょうが、人命を軽視する国の乗り物には絶対に乗りたくありません。おそらく船だけでなく旅客機もろくに整備してませんよ、あの国は(呆)。