【社会】「卑弥呼の鏡」、割れていた…あと古墳の一部も破壊されていた…町の担当者が重機で?

「卑弥呼の鏡」との説もある貴重な鏡が、割れていたことがわかった。

この鏡は「画文帯神獣鏡」と呼ばれ、約１７００年前に卑弥呼が中国の皇帝から授けられたという説もある。奈良・上牧町の久渡３号墳で、町の担当者が当初は古墳と思わず重機で発掘、掘った土の中から２つに
割れた鏡が見つかったという。

この調査では古墳の一部も破壊されている。

*+*+ 日テレNEWS24 +*+*
http://www.news24.jp/articles/2012/08/01/07210768.html

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－　２NN２ちゃんねるニュース速報より　－

　はっきりといえば歴史に関するリスペクトがないんでしょうね。奈良とかは特に土地開発は慎重にして欲しいと思います。以前古墳に関するドキュメンタリー番組を見てましたが大阪府のどこかで貴重な古墳を潰して住宅地を造成し古墳を跡形もなく破壊したというのがありました。

　そんな土地に住む人間もどうかと思いますが、いくら土地が足りないとはいえ日本の先人が築いたものを簡単に破壊して良いものでしょうか？

　そういえばNHKのプロジェクトX吉野ケ里遺跡の回で最初は土地開発で遺跡を潰そうという声が多かったというのを思い出しでぞっとしました。あの時は熱い情熱を持ったひとりの郷土史家がそれを阻止し、周囲を動かして遺跡保存に成功したという感動的エピソードで終わりましたが、失敗して潰されたケースが全国で多かったんでしょうね。

　私はそのうち仁徳天皇陵も破壊されるのでは？と非常に危惧しています。まともな歴史教育をしてこなかった戦後日本の異常な精神性がここまで来たのか？とこのニュースを聞いて大げさに思ってしまいました（苦笑）。