鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

単位の話パートⅡ  kgf(重量キログラム)とN(ニュートン)

 以前仏馬力(ps)と英馬力(hp)の違いと換算方法について記事を書きました。
 
 
 今回は、航空機のジェットエンジン推力の単位などで良くお目にかかるkgf(重量キログラム)とN(ニュートン)についてです(笑)。
 
 
 どちらも力の単位で、
 
◇N(ニュートン)は…1キログラム質量をもつ物体に1メートル毎秒毎秒 (m/s2) の加速度を生じさせる力です。
 
一方
 
◇kgf(重量キログラム)は…1キログラム(kg)の質量標準重力加速度のもとで受ける重力の大きさだそうです。
 
 
 どこが違うの?って素人は考えてしまいますが、
 
 要するに
 1 kgf = 9.80665 N
 1 N   = 0.10197 kgf
 
 だそうです。
 
 
 ということでスホーイSu‐27(初期型)の推力はウィキペディアによると
 
 122.58kN(A/B使用時)ですから=122580Nであり、これに0.10197を掛けると12499.48kgfとなりウィキの12500kgfの記述はほぼあっている(当たり前か?)ということになります(笑)。
 
 
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