
私のイギリスリプレイにはこだわりがあるんですよ(笑)。エジプト防衛の第8軍司令官は絶対モンティ(バーナード・モントゴメリー)、ビルマ防衛の第14軍にはW・スリム中将、あと英印軍総司令官にはマウントバッテン提督と決めています。
基本方針としては、植民地全部に兵力をばらまいたらとてもじゃないが足らないので、南米とアフリカ中南部は放置。香港は時間稼ぎ。地中海海上交通の要であるジブラルタルとスエズ運河のあるエジプトは死守。そのためにその中間点のマルタも要塞化して、イタリアの地中海補給を邪魔する。
最も重要なのはインドです。このゲームでインドはイギリス本土扱いで直接兵力配備できるからです。しかも人的資源の源でもあるので絶対守らなければなりません。イメージ的にはインド人を徴兵して世界中に散らばる大英手国の植民地にばら撒くというところでしょうか。
インドの西側は中立のアフガンとイランがあるだけなので2個師団くらい置いておけば十分でしょう。問題は東側のビルマ。このゲームの日本は戦上手で支那事変を勝利することが多いので、この方面を放置すると雲南方面からの侵攻を許し、気がつけばインド失陥というケースが多いのです。
イギリスは中東を持っているので石油には困らないだろうということで、成るだけ早く機甲師団を整備し世界各地にばら撒かなければいけません。技術力も工業力も世界トップクラスなのでこれは大丈夫だと思います。
それよりも何よりも、一番肝心なのは一刻も早くアメリカと同盟し、大戦に引きずり込むことです(笑)。
ということで、1939年までに何とか本土60個師団、植民地40個師団以上の配備が成功しました。余裕が出てきたので、ぼつぼつ海軍・空軍の増強も始めます。イギリスの技術力は優秀ですね。1939年時点で、1941年型歩兵師団、初期型機械化歩兵師団、基本型中戦車を開発、配備し、次の技術も間もなく完成ということろです。スーパーマリン社(スピットファイアの開発元)が特に素晴らしい。航空機関係はこれに任せておけばOKです。
ところで一方の雄のはずのホーカー社が見つからないんですけど(苦笑)。ゲーム的には技術力が低いと見られているのか?(苦笑)。少なくともスキル8、9のラインにはいませんでした。
ヴィッカース・アームストロング社もいいですね。海軍関係がメインですが、その他の技術力もなかなかです。私は産業部門で多用していました。
あと歩兵だけで何とかなった前作と違い、戦車による機甲打撃力なしでは戦線突破は不可能です。イギリスの初期型中戦車は巡航戦車Mk,Ⅵクルセイダーですが、主砲6ポンド砲(57mm砲)でも我慢しなければなりません。
ドイツのⅢ号、Ⅳ号とはいい勝負のはず。このゲームではレンドリースルールがないのでシャーマンファイアフライ(17ポンド砲装備)がないんです(号泣)。
で、護衛戦闘機は何ですか?えっ?双発のモスキート???微妙なところですなあ。というかモスキートに戦術爆撃させれば護衛戦闘機いらないような気が?(爆)
とか何とかしてる間に、1939年8月30日(ゲーム上の開戦日)がやってきました!
(第3回に続く)