鳳山雑記帳はてなブログ

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書評 「無防備国家・日本」

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 西村幸祐氏責任編集の撃論ムックシリーズは良く読ませて頂くんですが、これも良書でした。
 
 日本で安全保障・危機管理というと軍事的なものばかりになりがちですが、この本では軍事のみならず経済、生活、外国人犯罪などあらゆる危険について論じられております。
 
 読んでいて衝撃だったのは、日本はここまで平和ボケで救い難い状況だったのか!ということです。
 
 1996年橋本政権の時、支那政府に後押しされた団体が尖閣諸島にヘリで強行着陸しようとした際、南西航空混成団司令・佐藤守空将(最近はチャンネル桜で有名ですね♪)が戦闘機を武装させて待機させていたところ、このことを支那政府の通報で知った橋本政権から「自重しろ」と圧力をかけられたというとんでもない事件がありました。
 
 国士・佐藤閣下は官邸サイドの理不尽な圧力をはねのけ尖閣上空でデモンストレーション飛行をして支那の暴挙を未然に防いだそうですが、彼はそのために橋本政権から解任されてしまいます。
 
 一体どこの国の政権かとあきれ果てるとともに、日本の国防のために当たり前の事をした人間を支那の反発を恐れて解任するなど言語道断だと思いました。ミンス政権では外国(特に特定アジア)に対する卑屈な隷従姿勢がさらに酷くなっています。
 
 このままでいいんでしょうか?これでは独立国家とはいえますまい。日本の国土を守るのは、国として当たり前ではないんですか?なんのために自衛隊はあるんですか?
 
 日本の政治家はここまで腐りきっているという例として挙げさせていただきましたが、来年にも中共政府に操られた華僑勢力が再び尖閣に上陸しようと企んでいます。売国民主党はどうする気でしょうか?ただ呆然と見守るだけでしょう。
 
 そこで日本国民が怒らなければ、私はこの国は終わりだと思います。竹島を奪われ尖閣を奪われていても何もできない弱腰の国家と国民にどこが援助の手を差し伸べるんですか?座して死を待つのみでしょう。
 
 私はその時を冷静に見守ろうと思います。まともな日本人がどれくらいいるのか?彼らの反応次第で私はこの国を見捨てるかもしれません。