鳳山雑記帳はてなブログ

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『Ⅰ号戦車』(独)

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 ドイツ陸軍が第一次大戦後初めて作った戦車。見てもらうとわかりますが小型でとても対戦車戦闘をするような戦車ではありません。武装も7.92mm機関銃2挺だけと装甲車並みでした。

 ではなぜこのようなとても戦闘に役に立ちそうもない戦車をドイツが作ったかというと、戦車戦術の習得と戦車生産技術の確立にためだったんですね。

 ベルサイユ体制で戦車の保有はおろか生産も訓練も禁止されていたドイツとしてはなんとしても戦車が欲しかったというのが一つ。いわば訓練のために戦車でした。

 まだ二次大戦前で蜜月時代だったソ連に秘密演習場を借りて、ドイツ陸軍はのちの電撃戦へと繋がる戦車戦術を研究しました。

 1934年、最初の宜羸鐚屬実戦配備されます。ドイツは宜羸鐚屬函△修粒搬臠任箸發いΔ戮狭羸鐚屬裡下鑪爐侶收鐚屬箔嫐栖釮竜々檀隊を支えたのです。



【性能諸元】(A型)

全長 4.02 m
全幅 2.06 m
全高 1.72 m
重量 5.4 t
懸架方式 リーフスプリング方式
速度 37 km/h
行動距離 145 km
主砲 7.92mm MG13 機関銃×2
装甲 13 mm
エンジン 空冷水平対向4気筒 3460cc
Krupp M305
57 HP/2500 rpm
乗員 2名(車長、操縦手)