鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

「戦争の犬たち」

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 原作はフレデリック・フォーサイス

【プロの傭兵ジェミー・シャノンは、ある国際企業から、クーデターの起こったアフリカの小独裁国ザンガーロの政情を探るよう依頼される。しかし、入国後ほどなくして正体を見破られ、尋問と拷問の末、国外追放となった。狂気の独裁者を目の当たりにしたシャノンは、使命感に燃え、ザンガーロの平穏を賭けた作戦を練り始める。かくて、戦争のプロフェッショナルたちによる熱い闘いの幕が切って落とされた!。】(アマゾン DVDストーリー紹介より)



 いやあ傭兵ものはいいですなあ。最後の戦闘までの準備が長くて退屈なんていう人もいますが、素人です。その準備が面白いんです。戦闘は準備をどれだけ完璧にやったかの、総仕上げにすぎません。

 映画版はそれでもそうとうはしょってましたよ。主演のクリストファー・ウォーケンはあまり傭兵役の顔じゃない(個人的にはリチャード・ハリスみたいな泥臭い[失礼]顔が好き)んですが、まあその手下が泥臭い顔だったから許します(笑)。


 それにしてもザンガロの大統領がいる要塞?は警備が緩すぎ。駄目だよ。簡単に接近を許してるじゃない。堀で囲んで安心だとおもったのか、満足な歩哨もいないじゃないか(怒)。


 私個人的には、戦闘よりも途中傭兵たちが乗り込む貨物船にスペインかどっかの官憲が怪しい荷物を積んでないかどうか(実際わんさか積んでるんだけどね)調べるシーンが緊迫感があって面白かったですね。ああいう時って、万が一のために拳銃のスライド(遊底)を引いておくんだね。勉強になりました。


 ラストシーンは思い通りの展開でホッとしました。恐怖政治をしく大統領をやっつけても、薄汚い財閥の支配する傀儡政権に変わっただけなのは嫌ですもんね。クリストファー・ウォーケンやったね!あんた牢獄で助けてもらったからその恩返ししただけなんじゃないだろうな?(爆)