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まさに噴飯ものだな

“渡りの帝王”人事院・谷総裁が内閣人事局でゴネるマンガ
2009年02月01日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
生涯賃金8億円!


 公務員制度改革がとんだお笑いになってきた。

 政府は官僚の幹部人事を一元管理する「内閣人事局」の設置を目指しているが、組織移管される人事院谷公士総裁(68)が強硬に反対している。「公務員の公正、中立性が阻害される」とか言っているらしいが、この谷総裁こそ“渡りの帝王”と言われた人物だ。典型的な天下り官僚なのである。

「官僚天下り白書」などの著書があるジャーナリストの堤和馬氏がこう言う。

「谷総裁は1964年に東大法学部を卒業後、郵政省に入省、貯金局長や電気通信局長を務め、98年に事務次官に上りつめたキャリア官僚です。01年の退官までに得た給与と退職金を、02年の俸給表に基づいて計算すると、計5億3040万円。そして、退官後は年収2000万円クラスの天下り先を渡り歩いている。03年5月まで理事長に就いた郵便貯金振興会では退職金も含めて5394万円、その後、04年3月まで顧問・会長を務めたJSATでは1926万円。63歳までに6億円を超える賃金を受け取っている計算になります」

 04年に国家公務員特別職の人事院人事官に就任。このときの年収は2483万円。さらに06年から人事院総裁を務め、現在の年収は2611万円だ。

 この先にもらう退職金を含めて計算すると、「渡り」を続けた谷総裁が手にする生涯賃金は8億円に迫るのである。

人事院総裁は3人の人事官から選出されます。人事官の1人は民間人、残り2人は元国家公務員で、総裁に選ばれるのは元公務員ばかりです。また、国家公務員の特別職として、給料も大臣並みに優遇されています」(堤和馬氏=前出)

 谷総裁は、自分の意見が通らない場合、総裁職の辞任をチラつかせているという。

 渡りの帝王の脅しにオタオタしている麻生政権に、本当の公務員制度改革などできるわけがない。

日刊ゲンダイ2009年1月29日掲載)

- ライブドアニュースより転載 -



 人事院総裁が渡りの帝王なら改革に反対するのも納得です。それにしてもなんでこんな人を総裁にしたのか?あるいはこの程度の人しかいないのか?

 情けないというか呆れ果てるというか…。国家公務員の無駄を廃止するだけでかなり財政が潤うと思うんですけどね。天下りに渡り…、誰が考えてもおかしいし、天下りするために不必要な公益法人を作り出す手口は悪質で殺意さえ覚えます。

 国民が不景気でこんなに苦しんでいる中、今改革しないでいつするんですか?民間では少しでも無駄を排除するために涙ぐましい努力をしてますよ。

 政府もちゃんとやってほしいですね。官僚に鼻面引き回されている場合じゃないでしょ?それとも、それさえできないほど腐りきってるのかね?