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第十三号艦(八八艦隊計画艦)

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十三号型巡洋戦艦とは、大日本帝国海軍八八艦隊計画の最終建造艦として計画した軍艦。十三号艦から十六号艦まで4隻の建造が予定されていたが、ワシントン海軍軍縮条約により全艦起工中止となった。

                         - フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より -

 「八八艦隊計画」、どこかで聞いた事のある方も多いでしょう。日露戦争以降、アメリカを仮想敵国として艦齢8年未満の戦艦8隻、巡洋戦艦8隻を基幹とする大艦隊整備計画のことで、ワシントン海軍軍縮条約により葬り去られました。(八八八艦隊とも呼ぶ)

 十三号艦は完成していたら大和型に先駆けて四十六サンチ砲を装備(連装4基で8門)し、30ノットの高速力を誇る強力な巡洋戦艦(攻撃力重視で防御は劣る)になるはずでした。同級艦は4隻計画されまています。

 ただ、軍縮条約がなくても八八艦隊はいずれ破綻の運命にありました。当時の日本の歳出が15億にたいして、艦隊の維持費が6億にも達し経済的に耐えられなくなっていたでしょう。

 幻の戦艦で、架空戦記で楽しむのがちょうど良いのかもしれません。