鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

誰にでもできる危険予知法 『三脈の法』

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三脈の法
  右手の親指と中指を左右の頸動脈にあて、右手首の動脈を左手の
  親指で押さえて脈を取ります。3ヶ所の脈が一致していれば安全。
  不一致ならば、身の危険にさらされているという事になります。
  旅行に出かける時や、飛行機に乗る前に、確認すれば良いでしょう。


 本来、動物は身に降りかかる危険を察知できるといいます。沈没する船には不思議とネズミがいなくなるとか、自然の大災害の前に、動物達が大移動していなくなるとか、不思議なエピソードは数多くあります。
 人間も動物の一種なので、危険を予知する能力は本来持っていたと考えられます。ここで紹介する「三脈の法」もその一つです。出典は不明なのですが、安土桃山時代漢方医、曲直瀬道三もこの術を駆使していたとされますから、おそらく漢方医学からきているのだと思います。

 方法は上述の通り。本来人間の脈は一致していなければなりません。それが乱れるというのは「死脈」といって自分の身に危険が迫っているのを、潜在意識が察知しているからだそうです。

 江戸時代、ある大名家が参勤交代で宿場に泊まったときのことだそうです。御典医日課三脈の法を試したところ、何度試みても脈が乱れる死脈でした。心配になった彼は、近くの家中にも試させたところ、全員死脈があらわれたそうです。
 血相を変えた御典医は、殿様はじめ参勤交代の行列を急き立てるようにその宿場から出立させ遠く離れてから、再び三脈の法を試みました。すると不思議なことに脈は安定していました。
 はたしてその夜、一行が泊まる予定だった宿場町は大地震で壊滅的被害をうけたそうです。

 記録に書いてあるのでおそらく実話だとは思いますが、不思議な話です。そのほかにも田舎の学校の先生が、雑談で「三脈の法」を紹介したところ自分も含め全員に死脈が現れたため、いそいで校舎から出ると、その直後ストーブが爆発し大火事になりました。九死に一生をえたとのことです。
 曲直瀬道三の記録でも、三脈の法で大津波を予知したエピソードが紹介されています。

 非常に簡単で、しかも実用的なので皆さんも実行されたらいかがでしょう?飛行機や列車に乗るときに是非「三脈の法」をお試しください。