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「冬戦争」③『HoI Ⅱ・ドゥームズデイ』 新シリーズリプレイ

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 1939年11月17日、恐れていた事態が起こりました。覚悟はしていたのですが、ついにこの日が来たのです。
 ソ連フィンランドに宣戦布告!この日のために準備してきた我が祖国フィンランドにとって運命の一瞬です。海軍・産業の研究をほっといてひたすら歩兵の研究とドクトリンの研究、そして最低限の航空部隊の研究で歩兵は最初の1936年型の2世代後までグレードアップできました。空軍もバッファローに守られた初期型戦略爆撃機(機種不明、B17クラス?)を10部隊ほど揃え、できうる最大の準備をしました。
 ただ、気がかりなのは防衛の要であるカレリア地峡のマンネルへイム要塞線が防御力5までしか上げられなかったことです。最高の10までグレードアップしておけば、まず難攻不落だそうなのですが半分の5、しかも国境線の向こう側にはソ連の大軍が集結中です。

 ここまで、我がフィンランドは外交にも腐心してきました。アメリカとの友好度MAXの200、ドイツ・日本とも良好な関係を保っています。
 ただ、枢軸陣営、連合国陣営どちらに付くかまだ決めかねているのです。目先の利益を考えれば、あと1、2年我慢すれば独ソ戦が勃発するのでフィンランドに対する圧力が激減します。ただ長期的に見た場合、アメリカの莫大な援助を受けたソ連が盛り返す可能性が高いのです。
 一方、連合国に付いた場合、最悪ソ連・ドイツの2正面作戦を強いられるのですが、逆にソ連への莫大な軍事援助を封殺できるばかりか、米・英の強大な海軍・空軍の支援を受け守りきれるはずなのです。ただ2年くらいは地獄でしょうが…。

 悩んだ末、連合国側に付く事に決めました。アメリカはモンロー主義で孤立の立場をとっているのでイギリスに同盟参加を申し込むつもりです(まだしてません)。ひとたび連合国に入ったらMAXの友好度で比較的容易にアメリカが参戦してくれるであろうと読んでいます。

 とにかく、そのまえに攻め込んでくるソ連の圧力を何とかしなくてはなりません。フィンランド軍もなんとか予定の倍の50個師団近くを編成することができました。これを国境線沿いに配備し鉄壁の守りをしたつもりです。今のところ(1939年12月末)戦線は安定しています。
 嬉しい事に史実通りバッファロー戦闘機が大活躍で、ソ連空軍のフィンランド領空内での跳梁を許していないのです。さすが『空の真珠!』

 問題は同盟参加のタイミングだけです。ある程度ソ連との戦闘にケリをつけてドイツ軍が上陸してくるであろうバルト海側に兵力を抽出しなければなりません。我慢に我慢をかさねて独ソ戦が始まってしまうと枢軸陣営に参加するしか選択肢がなくなります。非常に苦しい局面ですがすこぶる楽しいやりがいのあるシチュエーションです。最高に燃えますね!

 はたしてフィンランドは、鋼鉄の嵐を凌ぎきり無事連合国入りできるのか?次回リプレイをお待ちください!