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第二の永田メール事件にならないと良いが

高市早苗氏が放送法文書を「捏造」断言 立憲・小西氏とクビ賭けバトル

 永田メール事件、あるいは堀江メール事件として有名な事件なので知らない人はいないでしょう。ただ万が一知らない人のために説明しておくと、2006年小泉政権時代の話です。2006年2月16日、衆議院予算員会で民主党永田寿康議員は証券取引法違反で起訴されたライブドア元社長堀江貴文氏が社内メールで自らの衆院選出馬に関し武部幹事長(当時)の次男に選挙コンサルタント費用として3000万円を振り込むよう指示したという問題を指摘、政権与党自民党の責任を追及しました。
 
 ところがそのメールは後に捏造だったと発覚します。武部幹事長が否定し、小泉総理もガセネタだと断じ、当時堀江氏を逮捕拘留していた東京地検も「そのような事実は確認されていない」と異例の発表をしたのです。これで窮地に立ったのは民主党の方でした。ただ民主党は悪あがきし「政府自民党は事実を隠蔽している」とさらに攻撃します。
 
 が、電子メールの仲介者とされる西澤孝が数々の捏造記事を持ち込むことで業界では有名で、多くの出版社で出入り禁止になっている札付きの人物だったと発覚。証拠とされるメールも送受信が同一のアドレスで自作自演だと分かります。ダメ押しはライブドアの内部調査で当該電子メールを送った従業員がいないと報告したことです。
 
 民主党前原誠司党首(当時)が「期待しておいてください」と大見得を切っていたこともあって、捏造メールと発覚したことで有権者の猛反発を買い民主党本部、前原個人、永田個人に対して抗議の電話が殺到したそうです。結局永田議員は「メールは誤りだった」と謝罪、前原執行部も責任を取って総退陣します。ただ永田本人への世間のバッシングは止まず、議員辞職しました。しかし話はここで終わらず、精神を病んだ永田氏は入院し2009年1月3日、自殺するのです。
 
 
 今回の小西内部文書事件と何と似ている事でしょう。そもそも高市大臣(当時)の電話を盗聴でもしていない限り安倍元総理と高市さんの会話が外部に漏れるはずはないでしょう。それは高市さん本人も指摘しています。おそらくNHK総務省に厳しい高市さんを陥れるために総務省の誰かが捏造したか、永田メール事件の西澤のような悪人が捏造したかのどちらかだと思いますよ。
 
 小西は高市さんに議員辞職を求めるくらいだから、永田メール事件より性質が悪いと思います。どこからそういう自信が出て来るんでしょうかね?私のような素人が見ても違和感しかないのに、小西も立憲民主党執行部もこれで行けると本気で思っているんでしょうか?自民党憎し、高市憎しで冷静な判断力が無くなっているのかもしれませんね。そんな体たらくだから支持率が激減するんですよ。
 
 小西内部文書事件で大騒ぎしているマスゴミにも波及すると思いますね。もし捏造が発覚したらただでは済まないでしょう。永田メール事件の時は、自民党や日本を攻撃する売国朝日新聞ですら信憑性を疑っており慎重でした。どうやら捏造らしいと分かるとマスゴミはサーっとこの事件から手を引きます。その逃げ足の速さは当時の私ですら感心したくらいです。
 
 しかし現在のマスゴミは劣化が酷く、ここまでの鮮やかな逃げ足はなさそうです。小西内部文書事件が立憲民主党マスゴミの終わりの始まりになると良いですね。皆さんは小西内部文書事件、どのように展開すると思われますか?