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ウクライナ、台湾同時有事の可能性

【国際】米、ウクライナ派兵を否定 ロシア軍侵攻なら増強も、と警告


 2021年12月10日、ロシアの軍事圧力に苦慮するフィンランドアメリカの最新鋭ステルス戦闘機F-35A64機の導入を決定しました。すでに同じくロシアの脅威を受けているポーランドもF-16C/Dを48機保有しておりF-35Aも32機導入が決定しています。ポーランドは歴史的にロシアの脅威を感じている国で冷戦期にソ連製のMiG-29を36機も持っているにもかかわらずアメリカ製戦闘機を導入したのは有事を覚悟してのことだと思います。ポーランドの本気度は陸軍もドイツ製のレオパルドⅡを250両近く導入していることでも分かります。

 肝心のドイツが平和ボケのメルケル政権のおかげで国防軍が骨抜きになっているのと大違いです。今ポーランドがガチでドイツと戦争しても勝てると言われるくらいです。ポーランドにしてもフィンランドにしてもロシアと最前線で対峙している国はならず者国家が何をしてくるか信用できないのだと思います。国防を真剣に考える国としては当然の態度です。一方、シナの侵略を現在進行形で受けている日本の平和ボケは目を覆うばかり。国民も政治家も危機感がなさすぎる。

 今ヨーロッパで一番危険なのはウクライナだと言われています。すでにクリミア半島を強奪されたウクライナですが、ロシア系が多い東部もロシア軍が軍事侵攻し独立させロシアの傀儡国家を建設しようという陰謀があるとされます。実際、東部国境沿いにはロシア軍十数万が集結済みというニュースもあり、軍事侵攻は時間の問題だと言われています。

 ロシアは極東有事では中立を保ち、シナの敗北が決定的になったら西側に味方しお得意の火事場泥棒で旧満洲地区を併合しかねないという危惧があります。ところが今はそのロシア自体、アメリカを中心とする西側の経済制裁で余裕がなくなっているとされます。まともに単独で戦ったら勝ち目がないのはロシアもシナも承知していると思います。とすれば、少しでも勝つ可能性を高めるためにロシアのウクライナ侵攻、シナの台湾侵攻を同時に起こせばアメリカは二正面作戦を強いられ苦しくなると考えるはず。

 日本の岸田政権も大概無能ですが、米バイデン政権も似たり寄ったりの無能ですから、対応を誤る可能性が高いです。日本がまともなら国防力を強化し台湾に関しては自分に任せてくれと言えるんですが、岸田はシナの軍門に屈しかねないので非常に心配しています。どちらにしろロシアのウクライナ侵攻は近いうちに起こるでしょう。その際シナの習近平政権がどう考えるか?これを絶好の機会と捉えロシアと同盟し台湾侵攻を決断しないか危惧しています。

 ともかく、我々日本国民の命がかかっているんですから弱腰の岸田政権の尻を叩きまともな国防政策を実行させなければなりません。それでも動かないのならさっさと退場してもらい高市さんなどのまともな人に総理になってもらいたい。あるいは岸防衛大臣を首班とする救国内閣か?どちらにしろあまり残された時間がないことは確か。

 皆さんはウクライナ有事と台湾有事、どのように見られますか?