鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

ホワイトハウスの幽霊

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 歴史探検隊編「占いを信じますか?」という本に興味深いエピソードが載っています。現代文明の最先端ともいうべき、アメリカのホワイトハウスに幽霊が出るというのです。

 F・ルーズベルトの後を受けて大統領に就任したトルーマンが書斎で読書していると、夜な夜な得体の知れない足音が響いてくるというのです。大統領の重責が彼を悩ませてノイローゼになったのではないかと周囲は解釈したのですが、本人は絶対に違うと言い張ります。
 そこはアメリカです。「幽霊調査委員会」なるものが設立されホワイトハウスを隅々まで調べ上げ、天井に補強材を入れたら、物音はピタリと止まったそうです。「なんじゃそりゃ!」という結末で、笑い話になったのですが、じつはそれ以外にも幽霊が実際に出たという噂は根強く残っていました。

 それを徹底的に究明したのは、レスリー・リーバというニューヨークの新聞記者でした。彼は1953年ホワイトハウス関係者からの証言を集めました。国家的な変事があるときによくコツコツという足音が聞こえ、それをたどっていくとかってのリンカーンの部屋で消えるそうです。
 実際にリンカーンの幽霊をみたという証言も多く、オランダのウィルヘルミナ女王、F・ルーズベルト夫人なども証言しています。

 リンカーンは今も成仏せず、祖国アメリカの行く末を見守っているのでしょうか?