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自衛隊はLRASMも導入したほうが良くないか?

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 あまり報道には出ていませんが一応検討されているという話は聞きます。LRASMはハープーンの後継として開発されている長距離対艦ミサイル。射程は800㎞もあります。ハープーンは124㎞~140㎞、日本の90式艦対艦誘導弾で150㎞。

 なんでLRASMが良いかというと対地目標も攻撃できるからなんですね。実は米海軍は対艦にしか使えないハープーンと違い、対艦対地両方に使えるLRASMがコストパフォーマンス上良いと考えており、今後対艦ミッションはそう発生しないだろうという予想から対地ミッション中心に考えているのだとか。

 航空機発射の他西側標準のMk.41VLS(Vertical Launching System=垂直発射装置)からも撃てるということから、日本の海上自衛隊も導入しやすいと思います。ただ2019年運用開始予定とまだ完成していないのがネック。

 JSMはF-35で撃てるから良いが2025年から完全運用予定。しかも予約が殺到しており日本がどれだけ数を確保できるか不安。JASSM-ERはF-35には外付けで搭載できるが、F-15J/DJやF-2は適合するかどうか調べてみないと分からない。まあF-2はASM-2を4発詰めるので大丈夫とは思うが…。

 F-15JはC準拠なので微妙。F-15E系列なら良かったんですけどね。ないものねだりはしょうがない。C系列とE系列は外見は似ていても中身は別物。ストライクイーグルは対地攻撃に適応できるよう機体を相当強化していますからね。

 F-15JにJASSM-ERを積めないとなるとF-15J Pre-Msipの再利用ができなくなる。F-35Aの追加大量購入という形になってタイムラグが生じるのが問題です。

 ということで航空機から発射する対地ミサイルだけでなく護衛艦からも撃てる対地ミサイル導入を考えておくべきだと思います。トマホークも将来的な導入は当然考えておく必要がありますが、LRASMは航空機からも護衛艦からも撃てる優れもの!是非導入してほしいと思います。