鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

非国民の誹りを受ける事を覚悟で書きます

 
 
 今回の記事に関しては意見が大きく分かれると思いますし、厳しい批判も覚悟しています。
 
 
 プーチン大統領北方領土の面積折半方式に言及したとか。私は交渉の取っ掛かりにはこれで良いのではないかと考えます。もちろん日本人としては北方領土4島一括返還が当然だし本来なら千島列島全土と樺太の半分は返してもらうべきです。
 
 
 しかし現実的に考えた場合、4島一括返還をいつまでも主張し続けたら返ってくるものも返ってこないのではないかと危惧するのです。面積半分なら、今までの歯舞色丹だけでなく国後島全土と択捉島も一部返ってきます。
 
 残りは日本の領有権を認めさせた上で香港のように99年の租借で良いではありませんか。これならロシアの面子も立つ。そして漁業権など実質的な権利を認めさせ名を捨てて実を取るべきだと思うのです。
 
 
 ただ最初から日本がこれを言いだすとロシアは足元をみてもっと厳しい条件で迫ってくるでしょうから本来日本は千島列島全土の返還と樺太の半分を要求するところ、日露友好に鑑みここらへんで勘弁してやるという交渉をすべきです。
 
 
 実は択捉で国境を接しさせる事がミソだと思うんです。これでオホーツク地域のロシア人に日本の良さ、豊かさを実感させる。そして日本に入った方が良いと思わせる。そうすれば千島列島も将来的には日本に返ってくる可能性があります。これは少なくとも数十年単位の気の長い話ではありますが…。
 
 
 極東地域に住んでいるのはスラブ民族のロシア人だけではない。ブリヤートモンゴルなどのアジア系が数多くいます。そういう人たちを味方に付け将来に備える。国家百年の大計になりはしませんか?
 
 
 それもこれも安倍さんの決断力と外務省の外交力次第。戦後まともな外交してこなかった無能集団が外交の実務に当たるというのが日本最大の懸念材料です。なにしろ孫崎のようなマジ基地が出世するくらいですからね(呆)。
 
 ともかくこの問題は今後も注意深く見守っていく必要があります。