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やっと前進したか…

<武器共同開発>三原則緩和後で初、英国と着手へ

毎日新聞 4月4日(水)2時32分配信
 日英両政府は3日までに、武器(防衛装備品)の共同開発に着手する方針を固めた。日本政府が昨年12月に「武器輸出三原則」を緩和し、日本と安全保障協力がある国との間で武器・技術の国際共同開発・生産が解禁されてから初のケースとなる。野田佳彦首相は、来日するキャメロン英首相との10日の首脳会談で、共同開発や技術供与の具体化に必要な政府間枠組みの構築に向け、正式に協議に入ることを確認する。

 政府は、これまで武器輸出三原則の「例外」として、ミサイル防衛(MD)の日米共同開発・生産などを行ってきたが、米国以外の国と共同開発に踏み切るのは初めて。

 三原則緩和を受け、オーストラリアやフランスなど複数の国が日本との共同開発に関心を示す中、英国を初の共同開発の相手国に選んだのは、英国が特に日本の技術に期待感を示していることに加え、「昨年末の航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)選定の際、英国が強く推したユーロファイターではなく米国中心に開発しているF35を選定した埋め合わせ」(政府筋)の意味合いもあるという。

 防衛省はすでに担当者を英国に派遣し、具体的な共同開発案件について協議を始めている。ただ、武器輸出三原則は緩和されたとはいえ、武器の国際共同開発・生産には高いハードルがある。目的外使用や第三国移転には日本の事前同意を義務付けており、第三国がさらなる移転を防ぐ十分な制度を持たない限り同意しない仕組みだ。

 このため防衛省幹部は「個別の案件より先に事前同意を得るための枠組み作りをする必要がある」と指摘。英国と具体的な案件を決めるには「1年くらいかかるかもしれない」との見通しを示す。「戦闘機などの大型案件ではなく装備品など小型のものから徐々に進める」(外務省幹部)意向だ。【横田愛、朝日弘行】
 
                     - Yahoo!ニュースより転載 -
 
 
 
 大きな事は(まだ)できませんが、小さな事からこつこつと、ですか?
 
 まあ少しは前進したって解釈でいいんでしょうか?武器輸出三原則、非核三原則など日本だけしか通用しない基地害沙汰はとっとと止めて独立国として普通の国防体制を整えてほしいですね。
 
 
 平和ボケの日本人のなかで、すこしでもまともな感覚を持った日本人が増えていると信じたいです。専守防衛とは本土決戦と同義語。国民の犠牲を前提にする防衛力整備など正気の沙汰ではありません。
 
 すくなくとも海上や空で防ぐ、できれば敵基地攻撃能力を持って相手の侵略の意図を挫く、これこそ本当の国防でしょう。
 
 そのためには防衛力をもっと拡充しなければならない。拡充するためには輸出を前提とせずガラパゴス化した日本の防衛産業ではコストがかかりすぎる。
 
 ということでコスト削減を考え英国との共同開発まで進んだと信じたいんですが、民主党の事だからタイフーンの件で英国を怒らせご機嫌をとるために共同開発の話に飛び付いた、というのが真相でしょう。
 
 それでも今まで日本に害しかもたらさなかった民主党政権が行った唯一の善行となるかもしれません。このまま順調に進んだとしてですが…。
 
 
 最終的には、友好国に武器を輸出できるほど防衛産業が発展し、日本の産業浮揚の一翼を担ってくれる事を願ってやみません。