鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

アーセナルオブデモクラシー  私の感想

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 実はここ数日「アーセナルオブデモクラシー」というPCゲームにどっぷりとはまっていました(苦笑)。寝ても覚めても(次はこうしよう)とか(対ソ宣戦布告はドイツとの戦争が泥沼化してから…)とかゲームから離れても作戦をあれこれ考える始末。
 
 それだけ面白いゲームなんです。知ってる人は知っていると思いますが、「ハーツオブアイアンⅡ ドゥ-ムズディ アルマゲドン」(以下HofI DDAと略)というゲームを発展させた拡張版です。詳しくは私の過去記事を参照。
 
 で、只今1936年シナリオの日本で始めているわけですが、遊んでいて発見したHofI DDAとの違いを紹介します。といっても私が持っているのはDDAのひとつ前のドゥ-ムズディ通常版ですが…。
 
 
◇良くなった点
 
①ユニットが、初めから付属旅団(陸軍師団の場合)や艦載機(空母)を加えた状態で生産できるようになった。
 
 これ実は私が一番実現してほしかった機能なんですよ。今までは本隊と付属部隊を別々に生産して編成画面で一つ一つくっつけないといけなかったんです。面倒くさいったらありゃしない!これは便利になりました!
 
 
 
 
②艦船ユニットにも対空砲やレーダーなど付属物がつき、技術開発であらたな装備を開発して生産すれば旧式艦でも改装によってパワーアップできる。
 
 これも優れモノです。いままでは旧式艦は弾よけ(←酷い!)くらいにしか使えなかったんですが、おかげで最後まで戦力化できます。ただアメリカのような巨大な工業力と莫大な資源を持った国(アメリカ限定だろうな 苦笑)は、旧式艦をさっさとスクラップして新造したほうが早いですが…(爆)。
 
 
 
 
③補給関係がよりリアルになった。
 
 どういうことかというと、師団はあらかじめ一月分の食糧と燃料を持っていて、包囲されてもすぐ枯渇することはなくなりました。ただし補給の概念がよりシビアになって上陸地点も補給を賄えるような港湾能力をもった場所を選定しないと後々酷い目に遭います。かく言う私もボルネオ島に上陸した時、「バリクパパンやパンジェルマシンなどの産油地帯があるから燃料はどうとでもなるだろ?」と高をくくっていたところ、馬鹿イギリス軍のやつが撤退した時焦土作戦をしやがって設備を全破壊して逃げやがったもんだから、戦闘に勝ちながら補給切れで18個師団も全滅してしまいました(号泣)。貧乏国の18個師団は痛いよ。おかげで南方進出作戦が部隊の再編成で1年も遅れたんですから。ぷんぷん!
 
 
 
 
④ゲーム期間が1964年まで延長されたので、日本の場合なら三菱F-1など見知った飛行機が主力戦闘機になります。時代的には早すぎる気もしますが、まあ流石にF-86セイバーやF-104は日本の戦闘機としては出せんわな(笑)。アメリカ製だし…。笑うのは空母搭載の艦上戦闘機もF-1(艦上型)なんですわ。まあ他にないからしょうがないんですけどね。
 このゲーム作った人、苦労しただろうなあ。アメリソ連のように実際にあった兵器ならそのままだせるけど日本のように自国で生産してない兵器はどうしようもないですからね。
 
 あと戦車も、日本の場合61式戦車から74式戦車まで出ます。これも時代が合わないんですが戦後第2世代までっていうことでしょう。おかげで我が機甲師団74式戦車を装備しています。これが中国大陸や満州の荒野、シベリアの極寒地獄、東南アジアのジャングル地帯でT-55、T-62センチュリオンチーフテン、M-48などど戦車戦を演じるんですよ!これは燃えますね~!!!
 
 上空からは三菱F-1が爆弾の雨嵐!敵はF-4ファントムかMiG-21か?う~ん最高♪どっちが強いかは考えたくありませんが。まあ私は航空戦力を集中するんで性能は物量でカバーします(苦笑)。
 
 
 
 
⑤いままでのチートコマンドが使える(多分)
 
 いつものF12押してコンソール画面開いて money  や oil や acceptall などのコマンドは健在でした(笑)。たぶんDDAのやつは全部使えると思いますが、確認はしていません。上の3つは大丈夫でしたよ。
 
 
 
 
 
◇不満に思った点
 
①航空攻撃が弱くなった?
 
 これは私の気のせいかもしれませんが、旧作であれほど猛威をふるった戦術爆撃機があまり使えなくなりました。ゲーム初期の支那事変で、戦術爆撃機の大軍に守られた上海上陸部隊(24個師団)が跳ね返されましたから!おかげで上陸作戦を諦め北支からの侵攻のみになったため国民政府制圧が遅れて1939年までずれ込み、泣く泣くノモンハンで屈服しました。まあ結果的により戦力増強できて独ソ戦のどさくさに開戦できたので良かったですが(苦笑)。
 
 
 
 
②陸戦がよりシビアになった
 
まあリアルさを追求したんでしょうが、戦闘によってかなりの人的被害がでるようになりました。旧作では指揮統制値だけが増減して撤退戦でしか全滅はあり得ませんでしたが、今回はもろに兵士が死に、戦闘は勝っているのに部隊の消耗が激しく追撃できないなどというケースが頻繁に起こります。それだけ補給が大事になりました。
 
 
 
 
③戦車の威力が増し、歩兵が弱くなった
 
これもドイツ軍プレイなら関係ないんでしょうが、日本軍プレイでは切実です。歩兵主力でも旧作ではそこそこ頑張っていましたが、今回は駄目です。能力的に正面からは敵機甲部隊に歩兵だけでは太刀打ちできなくなりました。付属旅団に中戦車OR重戦車旅団を付けるか、機械化歩兵師団+自走砲旅団が必要です。
 
主力を機甲師団にすれば良いのですが、それはそれで燃料を馬鹿食いするんで考えものです。とくに日本のような資源小国は!
 
 
 
 
 だいたいこんな所ですかね、今まで遊んで気づいた事は。全体的によりリアルになって今までのヘビーユーザーでも手強くなったと感じるでしょう。
 
 
 前作のファンだった方、このゲーム買いですよ♪(笑)