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やるなあ、悪党ども(怒)

かんぽの宿」1万円落札は幽霊会社
2009年02月07日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●雑居ビル2階の事務所に出入りなし



 何だかキナ臭いニオイがプンプンする。日本郵政が、鳥取の「かんぽの宿」を東京の不動産会社「レッドスロープ」(田島安希彦社長)にたった1万円で売却し、6000万円で転売されていた問題のことだ。

 この会社、鹿児島県指宿市の「かんぽの宿」も1万円で落札していた。国民の資産を安値で買い叩き、濡れ手で粟の利益を得た「レッドスロープ」とは、一体どんな会社なのか――。

 日本郵政は07年2月、この鳥取の施設や社宅など全国178カ所の物件を競争入札で一括売却した。入札には2グループが参加し、「コスモスイニシア」や「リーテック」「穴吹工務店」などで構成するグループが総額115億円で落札。このグループ7社で物件を“山分け”している。「レッドスロープ」はこのうちの1社だ。

「資金力や不動産取引の実績のあるコスモスや穴吹はともかく、不思議なのは、設立間もない『レッドスロープ』が入札に参加できたことです。日本郵政オリックスが落札した入札でも『宿泊施設を運営できる能力や実績を考慮』と強調していた。グループ入札とはいえ、なぜ“実績に乏しい”会社が参加できたのか。ワケが分かりません」(不動産業界関係者)

「レッドスロープ」は06年2月に設立。当時の本店は赤坂で、社名は地名から付いたようだ。現在は東京・銀座の雑居ビル2階に事務所を構えているが、終日、ドアにカギがかかり、人が出入りする気配ナシ。同じビルの入居者は「人がいるのを見たことがない。幽霊会社だと思っていた」と話す。

 なぜ“幽霊会社”が落札できたのか。ますます怪しくなってくる。

「実はこの会社、同じ落札グループの1社で、49物件を手に入れた『リーテック』の100%子会社なのです。『レッドスロープ』の田島社長は同社の取締役も兼ねています。しかも、『リーテック』の平松克敏社長は『コスモスイニシア』の元社員。つまりグループ7社中3社はほとんど“同じ顔”なのです。1万円落札の物件は、仲間内で『おまえにはこの物件やるから儲けな』みたいなもの。『リーテック』の取締役には、過去に不動産投資を手掛ける外資ファンド社長も名を連ねていた。郵政民営化を叫んでいたハゲタカ連中は、思惑通りに『ボロ儲け』したワケです」(前出の関係者)

幽霊会社”の「レッドスロープ」に代わり、親会社の「リーテック」は「入札には、日本郵政の審査を受けている」(広報)と適正な取引を強調。日本郵政は「取材には一切応じない」との姿勢だ。市場価格で6000万円の値が付く「国民資産」をたった1万円でタタキ売った責任などみじんも感じられない。こうなるとすべての入札を疑うべきだ。

日刊ゲンダイ2009年2月4日掲載)

- ライブドアニュースより転載 -


 数千億かかった簡保の宿がたった100億ちょっとでオリックスに落札されたのも、無計画に建設した馬鹿役人どもに責任があると思ってたんですが、入札にも不正があったみたいですね。

 怒るより呆れ果てます。どこまで国民の血税を食いものにしたら気が済むんでしょうかね。鳩山さんもさ、こんなことに執着してないで、今後巨額の金が動く公共事業には責任者の名前を出し、失敗した場合は責任を取らせるみたいな法律を作ったらどうよ?

 何の責任もとらなくていいから官僚が好き放題してるんでしょ?それにしてもこの問題、不正で馬鹿役人どもが逮捕されそうだな。楽しみ、楽しみ…。