いやぁ、またまた飛鳥昭雄がやってくれました!いま読了したんですが、とにかく面白い!さすがはサイエンスエンターティナー(ライターとしないところがミソ)飛鳥昭雄。
学研のスーパーミステリーマガジン「ムー」の読者にはおなじみ、一般には??
毎回、とんでもない説を発表してます。
(例1)地球空洞説はある意味真実だった!地球内部にプラズマ亜空間が存在し、そのなかにある天体
「アルザル」がエイリアンの故郷だった!
(例2)エイリアンは宇宙人ではない!失われたイスラエル十支族の末裔だった!しかもエイリアンと
共通する「YAP(-)」という因子をもつのは日本人のみ!
(例3)伊勢神宮の地下には、「失われたアーク」が眠っている!神道の根本はユダヤの秘儀カバラだった!
(例4)ベリコフスキーの「衝突する宇宙」は真実だった!木星の大赤斑は実は超巨大火山ウラノスで
そこから爆発して誕生したのが金星だった!ギリシャ神話でアテネ(金星)がゼウス(木星)の
額を割って生まれたという話は真実だった!
(例5)金星の以前にも、ウラノスの噴火で彗星が誕生!コードネーム「ヤハウェ」は、かって惑星フェイトンだった星に急接近、ロッシュの限界を超えて破壊、それが現在のアステロイドベルトだ!
(例6)「ヤハウェ」は地球にも急接近、月の軌道を動かして、月表面を亀裂させ内部の熱水層を放出!
それがノアの大洪水の正体だ!
(例7)「ヤハウェ」は地球と楕円軌道の2つの焦点のうち1つを共有、点対称で軌道しているため
地球からは確認できない。
どおです?頭がくらくらしてきたでしょ?正統派アカデミズムでは受け入れられない説ですので、私も話半分で見ているんですが、読み物としてなら最高に面白いですよ。中には素人の私が見ても明らかにおかしいところ(つっこみどころ)があるんですが、気にしてません。SFですから。
今回も、「アポロ計画には嘘があった」「空気のない月面で星条旗がはためく筈はない!」「アポロ計画の写真の矛盾点、影が一方向ではない!」などの考察から、月面に着陸したのは嘘だったのではないか?と推理しています。あるいは、着陸したものの映ってはいけないもの(エイリアンの宇宙船)があったため、地上で偽造した映像をながした、などと書いてあります。
さらに、アポロ計画の真相とは、「アメリカが来るべきエイリアンとの戦争のための準備だった!」と結論しています。
「ネオパラダイムアスカ」シリーズ、私は全巻集めてます。ライフワークになりつつあります。疲れた時には一服の清涼剤(よけい疲れるという話もありますが)になります。
作者によると、ここからセカンドステージに入るそうですから楽しみです。次回作「失われた超古代文明ムー大陸の謎」今からわくわくしています。