史実をベースとする歴史シミュレーションゲームを数多く発売してきたコーエーが、オリジナルの世界観と登場人物を導入した新シリーズ「イマジネーションゲーム」の第一弾としてリリースした作品。後に本作のタイトルを受け継いだ「ロイヤルブラッドII 〜ディナール王国年代記〜」も発売されたが、ストーリー的な繋がりはない。
世界背景はケルト神話時代のイングランドを彷彿とさせる設定で、ゲームの難易度は比較的低いが、傭兵やモンスターを雇うことができる第5部隊システムは非常に奥が深く、上級者にとっても飽きが来ない作りになっている。ハンドブックによる裏設定などによると人物一人ひとりに丁寧な背景がある。
- フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より -
ファイアーエムブレムのスーファミ三部作(紋章の謎・聖戦の系譜・トラキア776)で剣と魔法の世界にどっぷりはまってしまった昨今、三部作クリア後何をしようかと考えていたところ、ありました!ありました!(笑)。
三国志など歴史ゲームで有名な光栄が出した剣と魔法の世界のシミュレーションゲーム。それがロイヤルブラッドです。
中世イングランドを彷彿させる架空の大陸イシュメリアを舞台にランカシア朝の悪王エセルレッドに対抗して各地で立ち上がったブランシェ家のエラン、ライル家のレッドワルトなどの貴族達の戦いを描きます。
これだけなら中世を舞台にした殺伐としたゲームとなるのですが、王家の所有する王冠ドラゴンと
各地の英雄に加担する6人の魔術師たち、ハイランダース、ランツクネヒツなどの傭兵部隊、ワイバーンやガーゴイルなどのモンスターを契約によって戦争に連れて行くことができるのです。
これで戦力が多少不利でも、第5部隊で登場させた彼らによって大逆転が可能なのです。これがまた奥が深い!内政も最低限の要素(開墾・治水・施し)だけなので初心者でも楽しめる作品です。
私はもっぱら最強の魔術師ミーティアがいるライル家のレッドワルトでプレイしています。だって強いんだもん!なんといっても隕石を落とす魔法ですからね!へたな騎兵部隊や歩兵部隊なんか一撃で全滅させることができます!これで序盤の危機(兵力が少ないので)を何回クリアしたか!(笑)。
このゲーム、敵国と接していない内陸国をつくれば、あとは坂道から転げ落ちるように(爆)領土が広がっていきます。内陸国からどんどん兵力や物資を回して前戦につぎ込むんです。
私はモンスターや傭兵は序盤使いません。だって大して強くないくせに莫大な契約料をふんだくっていくんだもん。序盤の資金繰りのきつい時は殺意さえおぼえます。大陸の大半を制して資金が余るようになったら遊びで最強の傭兵であるハイランダースやランツクネヒツを雇うくらいです。
最大兵力である999に近い数で攻め込めば、どんな強力な傭兵でも粉砕できます。999だと1部隊が200近くになるんで(騎兵・歩兵・弓兵・歩兵+第5部隊)、最強の王冠ドラゴンでさえ何回か攻撃すると撃破できるんです。
ファイアーエムブレムのように神経使わなくて済む分、ゲームの世界にどっぷり浸かれます。楽しいなあ~!