歓声と怒号、市民不在=卵投げつけ、乱入…-混乱の中、聖火リレー・長野
4月26日14時1分配信 時事通信
投げつけられる卵、立ち止まるランナー、乱入する男-。長野市で行われた北京五輪の聖火リレーは、妨害行為が相次いだ。沿道は中国国旗とチベットの旗で埋め尽くされ、平和の祭典を象徴するイベントは「市民不在」で進んだ。
午前8時24分、小雨がぱらつく中、県勤労者福祉センター跡地の出発式で聖火が点火された。第一走者の野球日本代表監督の星野仙一さん(61)が右手にトーチを掲げ、2列の警察官に囲まれてスタートした。
「中国、加油(中国、頑張れ)」。大きな中国国旗を振り、声援を送る中国人の集団。「星野、頑張れ」という日本人の観客の声はかき消された。
善光寺近くのコース沿道は、中国人留学生やチベット支援者であふれ返った。中国国旗とチベットの旗の数はほぼ同数。「フリーチベット(チベットに自由を)」「ワンチャイナ(中国は1つ)」。双方が大声で叫ぶ。リレー走者が近づくと、歓声と怒号が入り交じり、歩道から車道に乗り出さんばかりに。
国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」のロベール・メナール事務局長(55)は五輪のマークを手錠に模した横断幕を無言で掲げた。
JR長野駅前では、タレントの萩本欽一さん(66)の走行中、紙束が投げ込まれた。並走する警察官が盾を構える。別の路上では卓球女子の福原愛さん(19)の前に男が飛び出した。立ち止まる福原さん。男はその場で逮捕された。午前10時25分、ランナーとなった崔天凱駐日中国大使が休憩地点のエムウエーブで、トーチを高く掲げた。
その後も、男が聖火の列に向かって卵を投げつけ、逮捕された。トマトを投げ付けた男ら2人も現行犯逮捕された。
- Yahoo!ニュースより転載 -
マスコミのこれでもかという中国旗の見せつけ、旗・旗・旗。一瞬ここはどこの国かと思いましたよ。一方チベット支持者は申し訳程度にちょっと映すだけ。彼らがどちらの味方かはっきりと示した報道でしたね。
しかしそんな中、何人かの勇気ある人々が邪悪な火に向かって立ち向かってくれました。マスコミは批判的な報道ばかりでしたので、ここで拍手したいと思います。我々心ある日本人は貴方達の味方ですよ。走った後、ランナー達が戯言を抜かしていましたが、そのあまりな無知ぶりは犯罪的ですらありました。
何人かは汚い金を貰っている確信犯もいたでしょうが、この国のアスリート、芸能人のレベルの低さにはただ驚くばかりです。(韓国でさえ{失礼}聖火ランナーを辞退した人が出てきたのに)
そのなかで収穫は、北京オリンピックの異常性を一般の人々にも認識させたことでしょうか。平和の祭典であるはずのオリンピック、聖火ならその国の人々が歓迎するはずです。しかるに日本国旗はほとんど見られませんでした。中国当局も馬鹿ですよね。数千人も動員するのなら、中国旗といっしょに日章旗を掲げれば、日本人も歓迎しているのだと視聴者を騙す事ができたのに。
まあ、そこまで気が回らないくらい必死だったのでしょう。哀れですらあります。ただ日本のマスコミがほとんど貴方がたの味方だと分かっただけでも良かったでしょう?我々日本人にとっては由々しき事態ですが。
北京オリンピックの前哨戦は終わりました。いよいよ夏の陣です。我々は反日マスコミの動向も含めて見守っていかなければなりません。それにしても、本日長野入りされた同志の皆さん、ご苦労様でした!