鳳山雑記帳はてなブログ

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まさにハイエナだな、こいつら

【格差問題】貧困スパイラルと下流食いビジネス
2007年12月27日10時00分


格差が広がる東京 一度陥ると簡単には抜け出せない「貧困スパイラル」。派遣業者やフリーターは少ない日給から搾取されて、さらにローン地獄で苦しんでいる。かれらは、民間企業だけでなく官公庁からも、1円でも安く買いたたかれる労働商品として“現代の奴隷船”に乗せられているのだ!

■さまざまな理由で搾取される派遣社員

「お母さん、貧乏ってお金かかるんだね」 ある日、派遣社員を夫に持つ母親に、小学生の息子が言った。夫のAさんは、派遣会社に登録して地方都市から東京に出稼ぎに出ていて、毎日日雇いで働きながら仕送りしている。地方にいても、まったく仕事がないからだ。

 Aさんの場合、登録した派遣会社から携帯にメールが入り、翌日の仕事が決まるという「携帯派遣」システム。登録時の仕事内容には、いろいろな職種が掲載されているが、実際にあるのは重労働ばかり。それも、極めて劣悪な条件の日雇い労働である。集合時間は、作業開始の1時間前で、10時間労働もザラ。時給は1000円とそれなりの金額だが、集合前と休み時間の1時間は支給外になる。交通費は、一定金額以上は支払われず、自腹を切ることになる。

 毎日の取り決めとして、出発時間・集合時間・現場到着時間の3つに遅刻ラインが設定されている。もし1分でも遅刻でもしたら、ペナルティとして500円・500円・1000円を、給与から天引きされるシステムになっている。そのうえ、グループ管理制度がとられていて、自分と同じチームの人間が遅れたら、全員が罰金を取られることになる。派遣先紹介の担当者からは、「指定の作業服やヘルメットを購入すれば給与も上がるし、仕事も増える」 と、甘い言葉で勧誘される。

 このように、至るところに、派遣労働者からの搾取の罠が仕掛けられているのだ。Aさんの場合、さらにレストボックスに滞在していて、1泊1500円かかる。レストボックスとは、2段ベッドが並ぶ相部屋で、トイレ、キッチン、シャワーがついている簡易宿泊所。昔は「ドヤ」とか「飯場」と呼ばれた場所である。

 こうしてみると、1日働いても6500円しか残らず、そこから交通費の自己負担分や食事代を引けば、5000円前後になってしまう。Aさんの場合、ここから仕送りをするのだが、せいぜい12万円前後がいいところ。これでは、地方に残してきた妻と子は、生活保護一歩手前のギリギリの暮らしなのだ。


                            - ライブドアニュースより転載 -

 私は、曲がりなりにも定職があるからこんな理不尽な扱いまでは受けてませんが、酷いもんですね。年の瀬に考えさせられるニュースです。

 現代の口入れ屋といってよい派遣会社。弱い立場の派遣社員に対する搾取が酷すぎないかい。ほとんどヤクザと変わらないじゃん。いや、ヤクザが化けてるだけかもね。行政は、本気で対策を練らなければいけないんじゃないですか?それとも業者から賄賂を貰ってるから知らんふりですか…。

 あんた達のことを、ほんとの人間の屑と言うんですよ。民主党もゴタクほざいてる暇があったらなんとか対策練ろよ!なんでも反対のクソ政党のままかい!そりゃ口入れ屋が儲かるはずだよ。