鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

「クルセイダーキングス」ついに始めました!

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 スウェーデンのゲームメーカー「パラドックス」の歴史4部作、『ハーツオブアイアン』『ヴィクトリア』『ヨーロッパユニバーサリス』『クルセイダーキングス』。ゲーマーを選びますが、ハマると中毒になること間違いなしのリアルタイムストラテジーゲームシリーズです。

 歴史好きなら是非プレイして欲しいシリーズですが、今回はその中でも一番マニアックなゲームのご紹介です。このゲーム、1100年~1500年頃の中世ヨーロッパが舞台で、プレイヤーがその当時存在した王家、公爵家、伯爵家の中から一つを選び、ゲーム終了まで家系を保つ(もちろん国威発揚はあったほうが望ましいですが…)ことが目的です。

 十字軍、モンゴルの襲来、百年戦争など歴史イベントもあり、吹けば飛ぶような小さな伯爵家など、いつ滅んでもおかしくない状況です。封建制の時代で君臣関係もしっかりしていて、主家が戦争をすれば、臣下の伯爵家も嫌々駆り出されます。これを拒否するには強大な主家との戦争を覚悟しなければならないからです。あと、婚姻も重要な要素です。後を継ぐべき子孫がいないとゲームオーバーになりますから、自分の婚姻はもちろん、子供達の結婚の世話までしなくてはなりません。これが面倒くさいのですが、やりだしたら楽しくて止まりません。

 「あちらの公爵家は男子の世継ぎがいないから、うちの三男坊を婿入りさせとけば、うまくいけば乗っ取りできるかも?」とか「強大な隣国の王家から嫁さんを貰っておけば、今の主家と仲たがいしてもあっちの陣営に入れるかも?」とか奥が深いんです(笑)。


 このゲーム、まったくの初心者なので他のゲームでいつもプレイしてだいたい把握しているブランデンブルグ辺境伯(のちのプロイセン、ドイツに発展)で始めました。神聖ローマ皇帝の臣下でベルリンの周辺に小さな領土を持っているだけです。

 領内を見てみると貧しい土地で、開発が最優先です。しかも隣国は異教徒なのでいつ攻められるか分かりません。子供達のもろくなのがいないので、初代で頑張らなければいけないと覚悟した矢先でした。

 神聖ローマ皇帝が「十字軍参加」を宣言しやがった。そればかりかうちのなけなしの兵力(2千人くらい)まで勝手に動員されてしまいました(涙)。

 (ちょっと…、行かないで~!!!!!)
 そしたら、すかさず隣国の異教徒(名前が読めない。英語?スウェーデン語?)が攻めてきやがった!
(馬鹿~!)

 皇帝は中東に遠征してるので、助けてもくれません。自分でなんとかしろってことか。でもね、皇帝様、こちとら辺境守備で存在するのに、あんたが兵力持って行ったから防衛できんじゃないか!!!
(魂の叫び)

 泣く泣く領土を割譲してお引取り願いました(滝涙)。幸先の悪いスタートだったのですが、ようやく防衛体制も整い、兵力も5千ほどに回復しました。まだ戦争する余裕はありませんが、「いつか奪われた領土を回復してやる!!!!」

 (どうせなら、皇帝様。こっちに十字軍してくれればいいのに~!中東は最後にはモンゴルにやられるんだよ~!!!)

 ただいま、三代目のルドルフ(16歳)が当主です。主家から十字軍のお呼びがかかるか戦々恐々なんですが、なんとか国の体裁は整いつつあります。おそらく当時の貴族達にとって、一部の熱狂的な狂信者は別として十字軍など迷惑このうえもない状況だったのではないでしょうか?

 そんなことを想像しながらゲームをやってますが、おっと忘れてた!中東よりも先に、バツーの欧州遠征があるんだった!
 リーグニッツの戦い、戦場はこの近くではないですか!うちも駆り出されるんだろうな。また領地を荒らされるよ。まったく嫌になっちゃいます。

 モンゴル軍はすべて騎兵で驚くべき強さだそうです。へいへい、どうせうちらは鈍重な騎士ですよ~。ま、死なない程度に頑張ります。バツーさん、お願いだからうちの貧しい領地は狙わないでね。南のほうが美味しい土地いっぱいありますよ。イタリア半島とか、バルカンとか。

 はやくも危機目前のブランデンブルグ公国(公爵に出世しちゃった~!)、どうなるのでしょうか?(爆)