議員レスラー・馳浩が感無量の引退マッチ=全日本プロレス
27日の全日本プロレス「プロレスLOVE in両国」(両国国技館)はプロレス愛に満ちあふれた豪華カードそろい踏みで超満員となる1万2300人を集めた。
メーンイベントでは衆議院議員であり、文部科学副大臣も務める馳浩が引退。85年にジャパンプロレス入門後、同年12月27日に日本デビュー戦を行い、小林邦昭からIWGPジュニア王座を獲得したこの両国で約20年に及ぶプロレス人生に別れを告げた。会場の入り口には小泉純一郎首相や新日本のサイモン・ケリー社長、ノアの永源遥など政界・プロレス関係者から贈られた花が飾られた。
馳は新日本プロレス時代の教え子である小島聡と、「ハセケン」と呼ばれた名パートナー・佐々木健介のまな弟子である中嶋勝彦と組んで、ブードゥー・マーダーズ(VM)との最終決戦に突入した。強力な2人のパートナーに加え、健介やその鬼嫁の北斗晶までセコンドに得た馳は、これが引退試合とは思えないほど元気爆発。“brother”YASSHIに対しジャイアントスイング45回転を決めると、自らがスカウトし、デビュー戦の相手も務めた諏訪魔とは裏投げ合戦を展開。途中、健介も乱入しTARUに合体のハイジャックネックブリーカーを決め、フィニッシュはもちろん伝家の宝刀ノーザンライトスープレックスでYASSHIをフォール。「20年間、長いようであっという間でしたが、みなさんのおかげです」とファンに感謝の気持ちを述べた馳は、夫人の高見恭子さんや愛娘、選手や関係者たちが見守る中、10カウントゴングでプロレス人生に幕を下ろした。
- Yahoo!ニュースより転載 -
それにしても文部科学副大臣とは知りませんでした。馳浩といえば、裏投げ!ショータ・チョチョシビリの必殺技で猪木を苦しめた技です。レスリングセンスの良い馳が自分のものにして使いまくりました。
懐かしの佐々木健介とのタッグで、スタイナーブラザースとの死闘は今でも語り草です。
私の好きだったレスラーがまた一人リングを降りました。破壊王・橋本真也が悲劇の死をむかえ、ショッキングイエローのパンツの馳もいなくなります。
K-1やプライドに押されて、かっての勢いがないプロレスですが、私はいまだに愛しています。ゲームのファイヤープロレスリングは私の中では、いまだに現役です。
もういちど、プロレス人気が再燃しないかな?ミル・マスカラスやリッキー・スティムボートのような超アイドルか、不沈艦スタン・ハンセン、超獣ブルーザー・ブローディのような桁違いの強さをもったレスラーがでないと無理かもしれませんね。昔は良かった~!